第4回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で世界一奪還を目指す侍ジャパンは26日、4日間の強化合宿を打ち上げた。

　最終日は、練習開始から投手、野手に分かれて練習を行った。投手陣では則本昂大（楽天）や牧田和久（西武）らがブルペン入り。野手陣は、ノックやフリー打撃で汗を流した。

　小久保監督は、「実戦1試合、連携プレーなどもできた。天候にも恵まれて予定通りできた」と4日間を総括。収穫は「投手陣」で、野手陣に関しては「これから。実戦感を取り戻すことが重要」と前を向いた。


　過去の大会よりも期間が短かった今回のWBC強化合宿。指揮官は、「（合宿期間が十分に）足りたかどうかは結果でしかわからない」と話すが、「みんな十分ゲームができる体できてくれた」と満足気な表情をのぞかせた。

　28日からは、ヤフオクドームで「壮行試合」に臨む。3月からはアストロズの青木宣親も加わり、いよいよ王座奪還へ臨戦態勢が完全に整う。