日本でもおなじみの選手が出場!
28日に侍ジャパンと壮行試合を戦うCPBL選抜チャイニーズ・タイペイ。その初戦のスターティング・ラインナップがCPBLの公式Twitterにて発表された。
国内の事情により、WBC参加を辞退したLamigoモンキーズのメンバーが中心となって結成されたCPBL選抜。そのためにやや紛らわしくなっているが、このチームはWBCに参戦するチャイニーズ・タイペイ代表とは異なる。
メンバーを見てみると、まずトップバッターに入っているのが元ソフトバンクの陽耀勲(ヤン・ヤオシュン)。いきなり懐かしい選手が目に入る。
巨人に移籍した陽岱鋼の実兄としても知られる34歳は、2006年から2013年までソフトバンクに在籍。当時は投手であったものの、台湾に戻った後に負った肩の故障の影響から、台湾では外野手としてプレーしている。昨季はリードオフマンとして89試合に出場し、打率.281、17本塁打で19盗塁という成績を残した。
また、先発は王溢正(ワン・イーゼン)。2010年から13年までの3年間を横浜(DeNA)で過ごした左腕が務める。
日本では6試合の登板に留まったが、台湾・Lamigoでは先発ローテーションの一角に定着。昨年の開幕前に行われた侍ジャパンの強化試合では、チャイニーズ・タイペイの先発投手として日本凱旋を果たしている。
試合は28日(火)、福岡ヤフオク!ドームで19時にプレイボール。侍ジャパンの詳細なスタメンは明かされていないが、小久保裕紀監督は則本昂大の先発起用をすでに明言している。
【CPBL選抜チャイニーズ・タイペイ】
1.(右)陽耀勳
2.(三)林智平
3.(中)王柏融
4.(指)彭政閔
5.(捕)林泓育
6.(左)潘武雄
7.(一)陳俊秀
8.(ニ)林威廷
9.(遊)林承飛
先発:王溢正