28日の壮行試合では打線の入れ替えはしないと示唆した小久保監督

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一奪還を目指す侍ジャパンの小久保裕紀監督が27日、「侍ジャパン壮行試合(対CPBL選抜チャイニーズ・タイペイ)」に向けて、打線の奮起を促した。

 25日のソフトバンクとの練習試合で4安打無得点に終わった侍打線。「塁に出ないと動きようがない。そこだけです。後は個々で上げていくしかない」と攻撃陣に注文した。

 スタメンについては「大幅には入れ替えない。ほぼ一緒のメンバー」。選手たちに“再試験”の場を与える。

 本番を前に海外のチームと対戦するのは、この壮行試合の2試合のみ。「NPB同士では遠慮があるが、(海外の相手は)思い切ってやれる。やりやすいと思う」と話した。

 「どんな形でもいい。勝ち切りたい」。前回大会、プレミア12での悔しさを胸に、タクトを振る。

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