VRトレーニングシステムを導入
DeNAは1日、今シーズンから導入する“ベースボールトレーニングVRシステム”「iCube」の概要を発表した。
横浜スタジアムの中、「球団事務室」と書かれた部屋に入ると、そこにはスタジアムのバッターボックスから見る風景が広がっていた...。
今回発表された「iCube」とは、アメリカのベンチャー企業である『EON Sports』社が開発したVR(バーチャルリアリティ)を用いたベースボールトレーニングシステムのこと。2015年から横浜スタジアムに導入しているボールトラッキングシステム「トラックマン」に蓄積されたデータを蓄積し、実際の投手の投球を再現。それをリアルに体感することができるというものだ。
選手も絶賛!
専用のゴーグルをつけて打席に立つと、広がるのは本番さながらのスタジアムの風景。投球のスピードはもちろん、ボールのノビや変化球のキレまで忠実に再現されている。
体験した梶谷隆幸が「本当に打席に立っている感覚」と驚きを口にすると、桑原将志も「雰囲気とかとてもリアルですし、イメージがしやすい」と絶賛。小川博文コーチも「準備にあたり、とてもイメージしやすくなると思う。選手にどんどん活用してもらって、よりいい成績を」と期待を寄せた。
昨季は悲願のCS進出を果たしたラミレスDeNA。次に見据える優勝へ向けて、頼もしい武器が加わった。