ニュース 2017.03.01. 23:59

【侍ジャパン】小久保監督、菅野の女房役に小林を指名「見えてきた」

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侍の正妻として活躍した小林誠司(左)
 侍ジャパンは3月1日、CPBL選抜チャイニーズ・タイペイとの壮行試合に臨み、山田の先頭打者弾や足を絡めた攻撃で相手投手陣を攻略。菅野や石川をはじめとする投手陣の好投もあり、9-1で快勝した。

 4回を無失点に抑えた先発の菅野智之について、小久保裕紀監督はヒーローインタビューで「さすが菅野」と絶賛。試合後の記者会見でも「振れてる台湾打線相手に初球のヒットで“今日もか”と思ったが、3-2までいってからスライダーで三振を奪った。あそこが今日のポイントになったと思う」とを振り返り、苦しい場面でも落ち着いたマウンドさばきを見せた右腕を称えた。

 CPBL選抜チャイニーズ・タイペイの指揮官も「どんな場面でも落ち着いていた」と称える菅野のピッチングだったが、小久保監督は「菅野はもちろん良かったが小林が落ち着いていた」と女房役の小林に注目。菅野も「しっかり試合を作るよう、テンポを心がけた。小林がうまく引き出してくれたと思う」と認める。

 小久保監督は「キャッチャーのレギュラーを決めないなかで、菅野のときは小林というのが見えたかなと思う」と明言し、WBC本番も“巨人バッテリー”で臨む可能性が高いことを示唆した。

 侍ジャパンは明日(2日)、強化試合が行われる大阪に移動。3日と5日に阪神&オリックスと対戦し、7日からのWBC本番に備える。
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