ニュース 2017.03.02. 08:00

【侍ジャパン】侍のエース・菅野が好投!「覚悟を決めて」

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4回を無失点と好投した菅野
 侍ジャパンは1日、CPBL選抜チャイニーズ・タイペイとの壮行試合に臨み、9-1で快勝。侍のエース・菅野智之が4回を投げ、4安打無失点3奪三振と好投した。

 立ち上がりこそ先頭打者に初球を中前へ運ばれるも、その後は安定した投球で1回を無失点。2回以降もテンポの良い投球が目立った。

 前日の借りを侍のエースがしっかりと返した。前日の試合を「客観的に見ていた」という右腕は、「きのうは打ち込まれたので立ち上がりだけ気をつけようと」と振り返る。

 それでも、この日の投球も100点満点ではない。4回を58球で抑えたものの「まずまず。欲を言えばもう少し抑えられた」と辛口採点。流石は日の丸を背負うエースだけあって、求めるレベルが高い。初回の先頭打者に許した安打に対しても「悔しかった」と唇を噛んだ。

 しかし、その向上心が好投を呼んだ。「めちゃくちゃ甘くはなかったが、先頭バッターに、ファーストスイングでいきなりセンター前に打たれたのは悔しかった。4回投げる予定だったので、もう一回対戦あると思って、次は絶対インサイドの真っ直ぐを攻めてやろう」。結果的には次打席もレフトに運ばれたが、初球、2球目をインハイに投じていきなり追い込んだ。

 WBC1次ラウンドでは、2戦目のオーストラリア戦に先発予定の右腕。「覚悟を決めて戦いたい。今いるメンバーで世界一になれるように、チーム一丸で頑張りたい」と腹をくくった。
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