ニュース 2017.03.03. 09:00

【侍ジャパン】過去3大会の5番打者といえば…

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第1回大会で5番を務めた多村仁

4番の後を打つ重要な5番打者


 『第4回ワールドベースボールクラシック』(WBC)が目前に迫り、侍ジャパンも本番モードに突入。

 打線に目を向けると、4番でのスタメンが濃厚な筒香嘉智(DeNA)の後を打つ5番はチャンスで打席が回ってくる事が予想される。大量得点を挙げるという意味でも、5番は非常に重要なポジションになりそうだ。

 では過去3大会の5番打者は誰が務めたのだろうか…。


第1回大会は多村が5番で3本塁打


 第1回大会は多村仁が、4試合と最も多く5番で出場した。

 4番を打つ松中信彦が全試合で4番に座り、大会通算打率.433と好調だったこともあり、後を打つ5番は非常に重要だった。そんな中、多村は5試合中4試合で打点を記録し、3試合で複数打点をマークした。さらに、第1ラウンドの中国戦と韓国戦、準決勝の韓国戦で本塁打を放つ活躍を見せた。

【2006年】
多村 仁(5試合)
岩村明憲(2試合)
福留孝介(1試合)


第2回大会は小笠原が5試合で出場


 大会連覇を達成した第2回大会は、第1回大会全試合で7番を務めた小笠原道大が最も多い5試合に出場。

 小笠原は第1ラウンド初戦の韓国戦で無安打に終わったが、その他の4試合は全てで安打を放った。ただ、5番で出場した5試合の打点数は2だった。

 次いで5番で出場数が多かったのが村田修一の2試合だ。4番で最多の4試合に出場した村田は、第1ラウンドの中国戦で本塁打を含む2打点を挙げた。

【2009年】
小笠原道大(5試合)
村田修一(2試合)
稲葉篤紀(1試合)
内川聖一(1試合)


第3回大会は糸井が5番!


 第3回大会は糸井嘉男が、チーム最多の4試合で5番打者として出場した。

 糸井は第1ラウンドの中国戦で3打点を挙げると、第2ラウンドGame4のオランダ戦で本塁打を含む3打点の大暴れ。5番で出場した打率.333(12-4)、1本塁打6打点だった。

 糸井に続き5番での出場が多かったのは、2試合の坂本勇人。1番などでも出場した坂本は、5番で打率.125(8-1)だった。

【2013年】
糸井嘉男(4試合)
坂本勇人(2試合)
稲葉篤紀(1試合)
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