ニュース 2017.03.03. 06:00

【侍ジャパン】最年長35歳の青木「8年前の自分とは立場が違う」

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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一奪還を目指す侍ジャパンに2日、アストロズの青木宣親(35)が合流。登録選手28名が揃った。

 3日から行われる強化試合の会場となる京セラドーム大阪で汗を流した青木は、「新鮮な気持ちで練習できました。いつもと違う雰囲気のなか、日本の球場で野球ができて楽しかった」と合流初日を振り返り、「思ったよりも色々な人と話せた」とアップや移動の時間を使って様々な選手と話せたことを喜んだ。

 2006年の第1回WBCと2009年の第2回WBCに出場し、連覇に貢献。2012年からはメジャーリーグでプレーしている経験豊富な35歳には、小久保監督も「経験と強さを与えてほしい」と大きな期待を寄せる。

 青木も「切羽詰まったとき、そこで一言アドバイスを言えるような立ち位置だと思うし、そこを求められたときには応えていきたい」と語り、宿舎では「アオさんやノリさんと言って」と挨拶。周囲が話かけやすい環境を自ら作ろうとしており、「8年前の自分とは立場が違う」ことも理解している。

 WBC本大会までは、あと5日。残された実戦の場も2試合を残すのみとなった。しかし、「結果も大事だが自分の感覚を信じて良いものをつかんだ状態で7日を迎える。それが一番です」と、あくまで7日のキューバ代表戦に照準を合わせる。

 まずは3日に行われる阪神戦、「日本が勝てるように色々なことを考えていきたい」と話す経験豊富なベテランが、一番打者として若いチームをけん引する。
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