第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンは3日、阪神と強化試合を行い、2-4で敗れた。ここまで実践4試合で1勝3敗。世界一奪還へ暗雲が立ち込めた。
しかし、収穫はある。先発の武田翔太が3失点、抑えの秋吉亮が1失点を喫したものの、中継ぎ陣は無失点で乗り切った。
特に2番手・牧田和久(西武)の好投が光った。3点ビハインドで迎えた3回から登板した牧田。先頭の4番・原口を二飛に打ち取ると、中谷を空振り三振、上本を左飛に。わずか9球で阪神打線を封じた。
4回もテンポの良い投球で三者凡退。2回を無安打無失点、打者6人を完璧に抑えた。
2月28日に行われた台湾選抜との壮行試合では2回を投げて6安打4失点と乱調だった牧田。「前回あれだけ打ちこまれた。その中で色々修正した結果かなと思います」とうなずいた。
「前回は投げる時に腕投げになってしまっていた。きょうは自分の持ち味である『ムチ』みたいに投げることができた。真っ直ぐの強い生きたボールが投げられたことが良かった」と自身の投球を振り返った。
「手応えはある」としながらも「修正点もある」。「コーナーに投げる精度をつけていきたい」と期待のサブマリンはさらなる高みを目指す。
また、3番手で登板し、1回を1安打無失点三奪三振で抑えた平野佳寿(オリックス)も「これまで変化球に苦しんでいましたが、きょうはフォークボールがほぼ思ったところに投げられました。その点は収穫でした」と手応えを口にした。
苦しむ侍に微かな光。残り1試合でその光が強くなっていくことに期待したい。
しかし、収穫はある。先発の武田翔太が3失点、抑えの秋吉亮が1失点を喫したものの、中継ぎ陣は無失点で乗り切った。
特に2番手・牧田和久(西武)の好投が光った。3点ビハインドで迎えた3回から登板した牧田。先頭の4番・原口を二飛に打ち取ると、中谷を空振り三振、上本を左飛に。わずか9球で阪神打線を封じた。
4回もテンポの良い投球で三者凡退。2回を無安打無失点、打者6人を完璧に抑えた。
2月28日に行われた台湾選抜との壮行試合では2回を投げて6安打4失点と乱調だった牧田。「前回あれだけ打ちこまれた。その中で色々修正した結果かなと思います」とうなずいた。
「前回は投げる時に腕投げになってしまっていた。きょうは自分の持ち味である『ムチ』みたいに投げることができた。真っ直ぐの強い生きたボールが投げられたことが良かった」と自身の投球を振り返った。
「手応えはある」としながらも「修正点もある」。「コーナーに投げる精度をつけていきたい」と期待のサブマリンはさらなる高みを目指す。
また、3番手で登板し、1回を1安打無失点三奪三振で抑えた平野佳寿(オリックス)も「これまで変化球に苦しんでいましたが、きょうはフォークボールがほぼ思ったところに投げられました。その点は収穫でした」と手応えを口にした。
苦しむ侍に微かな光。残り1試合でその光が強くなっていくことに期待したい。