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【侍ジャパン】敗戦にも前を見る指揮官「2番手以降は良かった」

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 第4回ワールドベースボールクラシック(WBC)で王座奪還を目指す侍ジャパンは3日、阪神と強化試合を行い2-4で敗れた。

 試合後、記者会見場に現れた小久保監督は「立ち上がりの2回で3失点、追い上げる形になってしまった」と振り返り、2回53球3失点という結果に終わった先発・武田翔太については「ストライクとボールがはっきり。ストライクを取り入ったボールを結果的には打たれた」との見解を示したが、「2番手以降は良かった」と前を向く。


リリーフ陣の好投


 武田に代わって3回からマウンドに上がったのは牧田和久。先日のCPBL選抜チャイニーズ・タイペイ戦では2回を投げて6安打4失点と不安を残す内容だったが、この日は2回を完璧に抑え、費やした球数も21球とテンポの良さが光った。

 また、3番手の平野佳寿もこれまで変化球の精度に苦しんでいたが、「今日はフォークボールがほぼ思ったところに投げらた」と手応えをつかんだ様子。先頭の北條には安打を許したが、「2番・高山」、「3番・鳥谷」、「4番・原口」という中軸を三者三振に切ってとった。

 牧田同様、この日の4番手だった増井浩俊もCPBL選抜チャイニーズ・タイペイ戦でが2安打2四球で1失点と精彩を欠いていたが、阪神打線を3人で抑え、リズムを作った。その他にも、対左のワンポイントでしっかりと役割を果たした岡田俊哉といったリリーフ陣の好投は収穫と言えるだろう。


山田の復調&青木のチームバッティングを評価


 一方、まだまだ本調子とは言えない打線に関しても小久保監督は「山田の状態が先日の本塁打から徐々に上がってきたというのが良いポイント。あと(中田)翔にも1本(本塁打)出ました」と収穫を挙げる。

 さらに最初の打席で鋭い打球を飛ばし、第2打席に安打を記録した青木宣親についても言及。センター前にはじき返した安打よりも「その後にあえてバントを出さずにどういうバッティングができるか見てみたかった。そこできっちり一二塁間の深い所に打てるのは良い部分だった」と語り、8回の無死一二塁の場面で進塁打を放ったことを高く評価した。

 結果的に、その進塁打のおかげで菊池の内野ゴロの間に三塁走者の田中広輔が生還し、一時は1点差に迫った。打線の状態が思わしくないなか、「どうすればつながるかを考えて、最後の一戦を大事にしたい」。5日のオリックス戦では、そう語る指揮官の采配にも注目だ。
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