ニュース 2017.03.04. 08:00

【侍ジャパン】待望の一発も危機感を露わにする中田「投手を楽に投げさせたい」

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7回、阪神の3番手メンデスから本塁打を放った中田
 第4回ワールドベースボールクラシック(WBC)で王座奪還を目指す侍ジャパンは3日、阪神と強化試合を行い2-4で敗れた。

 これで2017年に入ってからの実戦は1勝3敗。WBC本大会を前に不安は募るが、ようやく日本の大砲に一発が出た。

 阪神の投手陣に完璧に抑え込まれていた7回、阪神3番手のメンデスが投じた直球を振りぬくと、「打った瞬間いったと思いました(中田)」と語った打球は左翼席のポール際へ。

 指揮官も「重苦しいなか、ああいった一発の効果はある」と語ったが、中田は「投手を楽に投げさせてあげられていないのが野手陣の現状」と言い切り、「これからもっと状態を上げてもっと楽に投げさせてあげたい」と打線の奮起を誓う。

 「本番に入ってこういう試合してたらダメ。勝ちにこだわってやっていきたい」。4年前の悔しさを晴らすには、危機感を露わにする主砲の活躍が必要不可欠だ。
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