中崎が昨季34セーブマーク
昨季25年ぶりにリーグ優勝した広島。優勝を決めた9月10日の巨人戦、最後のマウンドに立っていたのは守護神の中崎翔太だった。中崎はリーグ2位の34セーブをマークし、リーグ優勝に貢献。今季も絶対的な抑えとして活躍が期待される。
現在は中崎が抑えを務めているが、2007年から10年間の広島の守護神を振り返ると、3年周期で変わっている印象だ。永川勝浩は、球団史上初となる07年から3年連続30セーブを達成。08年に記録した38セーブは、球団のシーズン記録となっている。
10年は抑えを固定できず横山竜士の11セーブに終わったが、11年は新外国人のサファテが35セーブをマーク。翌12年からはミコライオが3年連続20セーブを達成。故障などでシーズン中に離脱することが多く、30セーブを1度も記録できなかった。
ミコライオが退団した15年は開幕当初、ヒースが担っていたが、シーズン途中から中崎が務め29セーブ。リーグ優勝した昨季は、開幕から抑えを任され自己最多の34セーブを挙げた。
広島の最近10年の最多セーブ投手
07年 31S 永川勝浩
08年 38S 永川勝浩
09年 36S 永川勝浩
10年 11S 横山竜士
11年 35S サファテ
12年 21S ミコライオ
13年 27S ミコライオ
14年 25S ミコライオ
15年 29S 中崎翔太
16年 34S 中崎翔太