ニュース 2017.03.06. 00:50

ノムさん、侍ジャパンをバッサリ「どっちがオールジャパンなの…」

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侍ジャパンの小久保裕紀監督
 5日、「S☆1」(TBS系)にVTR出演した野村克也氏と谷繁元信氏が、同日に行われた侍ジャパンvsオリックスとの強化試合を解説した。

 3日の阪神との強化試合に敗れるなど、本大会前の対外試合負け越しが決まった侍ジャパン。この日も初回、無死二塁のピンチを招くと、安達了一の犠打を処理した先発・藤浪晋太郎(阪神)が一塁へ悪送球し、その間に二塁走者がホームに還り先制を許す。このプレーに野村氏は「解説のしようがない。下手くそとしかいいようがない。どっちがオールジャパンなの…」と呆れ気味。続く、吉田正尚にもタイムリーを浴び2点の先制を許した。

 2点を追う展開となった侍ジャパンは2回、中田翔(日本ハム)、坂本勇人(巨人)の連打で無死二、三塁のチャンスを作ると鈴木誠也(広島)がレフトスタンドへ逆転の3ラン。この本塁打に野村氏は「ナイスバッティングだよ」と絶賛すると、谷繁氏は「見逃せばボールくらいの球を上手く叩いて、やっと(1本)出てスッキリしたのではないですか」と分析した。

 3回からはオリックスで守護神を務める平野佳寿がマウンドへ。この継投に谷繁氏は「調整登板なんですよ。継投じゃないので…」と話すと、野村氏も「間違いなく主目的は調整ですよ。勝負心が全然入っていない」とぼやいた。

 4回に岡田俊哉(中日)が若月健矢にタイムリーを打たれ同点とされ、その後、両チーム得点することができず試合は3-3のまま9回へ。侍ジャパンは9回、ヒットと四球などで二死一、二塁のチャンスをつくると、代打の秋山翔吾(西武)がライトへ勝ち越し2点タイムリー三塁打。この起用に野村氏は「代打策成功」、谷繁氏は「食らいついて良く打ったと思いますよ」とした。このリードを秋吉亮(ヤクルト)が守り切り5-3で勝利。7日の本大会に向けて弾みをつけた。
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