指揮官が明言
侍ジャパンの小久保裕紀監督は、7日に迎えるキューバとのWBC初戦で石川歩を先発させることを明らかにした。
前日会見に臨んだ小久保監督は、「石川でいきます」と先発起用を明言。「つかみどころのない選手なので、あの“ひょうひょうさ”を明日も出して欲しい」と期待を寄せる。
昨季のパ・リーグ最優秀防御率投手であり、その安定した投球はリーグ屈指。同僚からは“球界屈指のネガティブ”と指摘されるが、マウンドでは表情ひとつ変えずに淡々と投げ込んでいく姿が印象的だ。
「いつも通り、ひょうひょうと投げてもらいたい」と小久保監督。「そういうピッチングスタイルも踏まえて開幕の先発にした」と抜擢の理由についても説明している。
直前の壮行試合・CPBL選抜戦では2番手として登板し、3回を59球、3安打、1四球の6奪三振で1失点。やや制球に苦しむ場面も見られたが、最小失点で粘って試合を作った。
世界一奪還へ、重要な初戦。“普段通り”の投球でチームを勝利に導いてもらいたい。
【試合予定】
・3月7日(火)
日本(石川) - キューバ(エンテンザ)
<19時 東京ドーム>
※先発は予定