ニュース 2017.03.07. 12:45

【侍ジャパン】船出を託された小林「投手の力を最大限に生かせるように」

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先発バッテリーの小林(左)と石川(右)
 侍ジャパンの小林誠司が6日、きょう7日に初戦を迎えるWBC本戦へ向けて意気込んだ。

 東京ドームで前日練習を行った侍ジャパン。投内連係やフリー打撃などで約1時間半汗を流した。練習後、報道陣の取材に応じた小林は、真剣な眼差しで語った。「自分のやることをやるだけです」と。

 キューバ戦の先発マスクが予想される小林。対戦相手の情報は「映像で見ました。大野さんや銀仁朗さんとキャッチャーしかわからない情報など交換しました」と抜かりない。さらに、「イニングの先頭をしっかり押さえたい」と続けた。

 警戒すべき点は、キューバの『足』。強化試合2戦に1番で出場した俊足サントスは、オリックス戦で平凡な遊撃ゴロを内野安打に。小林は「足が速い。日本ではなかなかみられないスピード」と認める、警戒を強めた。

 グラウンドに出たら「思い切ってやるだけ」。「投手の力を最大限に生かせるように」と“縁の下の力持ち”として侍の投手陣を支える。

 世界一奪還へ向けた船出を託された27歳。扇の要として“大海”で侍たちの舵を取る。
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