ニュース 2017.03.08. 06:15

オーストラリア指揮官、日本のエースを警戒「菅野は世界のトップ10に入る」

無断転載禁止

オーストラリアと激突!


 ついに開幕した第4回 ワールド・ベースボール・クラシック。7日の初戦でキューバに打ち勝った侍ジャパンは、8日にオーストラリアと対戦する。

 そのオーストラリア代表は7日、東京プールの会場となる東京ドームで前日練習を実施。練習後、4大会連続でWBCの同国代表を率いるジョン・ディーブル監督が公式会見に臨み、日本戦向けた意気込みを語った。

 冒頭、チームの現状について「満足している」と切り出したディーブル監督は、2004年のアテネ五輪でオーストラリア代表を率いて日本に勝利したチームとの比較を求められ、「投手力はあがったかもしれない」と主張。足を使いつつ守り勝つ野球で2次ラウンドへの進出を目指したいとの意向を示した。


 その一方で、「菅野が登板すると思うが、それも踏まえて楽しみ。厳しい試合になると思う。菅野は世界のトップ10にも入る投手」と続け、オーストラリア戦の先発が有力視されていた菅野智之を警戒。

 さらに指揮官は「大学生のときに(スカウトを担当していた)レッドソックスで契約したかったが、アプローチするのが難しかった」という知られざる秘話も明かしつつ、「65球(1次ラウンドの球数制限)の中で、何度かいい形を作れれば」と意気込んだ。


 また、オーストラリアのルーク・ヒューズは「(菅野の)ビデオを見ているし、どういったボールを投げるのはわかっている。日本のベストピッチャー。それが逆にモチベーションになる」と話し、伏兵と見られたイスラエルが韓国に勝利したことを受け、「ダークホースの年になるのではないかということを見せたい」との思いを口にした。

 初戦白星で迎える第2戦・オーストラリア戦は8日(水)、19時から東京ドームで行われる。



ポスト シェア 送る
  • ALL
  • De
  • 西