中国先発・チェン、日本戦の登板が可能
10日に日本と対戦する中国が8日、東京ドームで行われたキューバ戦に0-6で完封負けを食らった。
キューバ投手陣に5回に放った1安打のみに抑え込まれた打線について、中国のマクラーレン監督は、「オフェンスは問題だと思っている。チームの中でバランスが機能していない。まっすぐを待つカウントで変化球に手を出していた。短い時間でバランスを調整するのは難しい。私たちはキューバのようにパワーあふれるチームではない」と述べた。
攻撃陣は良い所がなかったが、投手陣ではメジャー通算82勝の先発ブルース・チェンが2回2/3を投げ、49球、2奪三振、無失点と好投。大会の規定では50球以上投げた場合、登板間隔を中4日空けなければならないが、30球以上の場合は、登板間隔が中1日で済む。
大会の規定により日本戦が行われる10日に、ブルース・チェンの登板が可能となる。マクラーレン監督も「トーナメントを戦う上で、私たちのチームにはブルース・チェンのような経験のある投手がいない。先発かどうかはわからないが、日本戦で投げられるようなオプションを残したのは事実」と明かした。
キューバに敗れた中国は、9日にオーストラリア、10日に日本と対戦する。マクラーレン監督は10日の日本戦に向けて「きょうと違って得点圏に走者を送れば、得点する機会も増えると思う」と前を向いた。
(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)