第4回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で王座奪還を目指す侍ジャパンは8日、2次ラウンド進出に王手をかけるべくオーストラリア代表と対戦。初回から無死一二塁の好機を作ったが得点を奪うことはできなかった。

　侍ジャパンは初回、先頭の山田哲人が高めに投じられたアサートンのボールをセンター前にはじき返すと、続く2番・菊池涼介もライト前にボールを運び、低めにボールを集められないアサートンの立ち上がりを攻める。

　その後、3番の青木宣親がセカンドへの進塁打を放ったが、前日のキューバ戦で先制点を呼び込んだ4番・筒香嘉智がフルカウントから空振りの三振。続く中田翔もサードゴロに倒れ、立ち上がりの好機を生かすことはできなかった。