第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で王座奪還を目指す侍ジャパンは10日、プールBの最終戦で中国代表と対戦。すでにプールBの首位通過を決めていた日本が、中田翔や小林誠司の本塁打で7-1の勝利を収め、1次ラウンドを3連勝という最高の形で締めくくった。
試合後、今大会の1次ラウンド(プールB)を通したMVPが発表され、同ラウンド3試合で打率.364、2本塁打、5打点と「不動の4番」として存在感を示した筒香嘉智が選ばれた。
その筒香について、小久保裕紀監督は「4番にはサインはない。しっかりランナー返してくれとWBC前に本人には伝えた。その通りの活躍をしてくれたと思う」と称賛。キューバ戦、オーストラリア戦ともに、追加点が欲しいところで本塁打を放ち、4番の役割を果たした。
特にオーストラリア戦で放った本塁打は圧巻。稲葉篤紀コーチが「あそこできれないのは凄い」と振り返った本塁打は、左腕・ケネディが投じたチェンジアップに「反応で打った(稲葉コーチ)」もの。おそらく狙ったボールではないと振り返った同コーチは「あっ、と思ってもとらえられる。それが彼の凄さ」と賛辞を惜しまない。
試合後の会見で筒香は「順調にここまで来ることができた。自分の感覚的にはだんだん良くなってきている」と手ごたえを口にしつつ、「結果はでたが、これから厳しい戦いが続いていく。1次ラウンドは終わったので次の戦いに向けて準備していきたい」とオランダやイスラエルといった難敵と対峙する2次ラウンドを見据えた。
今後に向けて大事なことを問われた侍の主砲は「侍ジャパンが勝つことが一番。ただ勝ちに貢献する。それだけです」と力強くシンプルなコメントを残した。強国が揃う2次ラウンドでも、4番の「勝ちに貢献する」打撃に期待したい。
試合後、今大会の1次ラウンド(プールB)を通したMVPが発表され、同ラウンド3試合で打率.364、2本塁打、5打点と「不動の4番」として存在感を示した筒香嘉智が選ばれた。
その筒香について、小久保裕紀監督は「4番にはサインはない。しっかりランナー返してくれとWBC前に本人には伝えた。その通りの活躍をしてくれたと思う」と称賛。キューバ戦、オーストラリア戦ともに、追加点が欲しいところで本塁打を放ち、4番の役割を果たした。
特にオーストラリア戦で放った本塁打は圧巻。稲葉篤紀コーチが「あそこできれないのは凄い」と振り返った本塁打は、左腕・ケネディが投じたチェンジアップに「反応で打った(稲葉コーチ)」もの。おそらく狙ったボールではないと振り返った同コーチは「あっ、と思ってもとらえられる。それが彼の凄さ」と賛辞を惜しまない。
試合後の会見で筒香は「順調にここまで来ることができた。自分の感覚的にはだんだん良くなってきている」と手ごたえを口にしつつ、「結果はでたが、これから厳しい戦いが続いていく。1次ラウンドは終わったので次の戦いに向けて準備していきたい」とオランダやイスラエルといった難敵と対峙する2次ラウンドを見据えた。
今後に向けて大事なことを問われた侍の主砲は「侍ジャパンが勝つことが一番。ただ勝ちに貢献する。それだけです」と力強くシンプルなコメントを残した。強国が揃う2次ラウンドでも、4番の「勝ちに貢献する」打撃に期待したい。