浅村が2年連続で最多出場
西武の4番といえば、故障で離脱するシーズンがありながらも、長年中村剛也が務めている。では、その前を打つ3番はどうなっているのだろうか…。
最近10年間の西武の年度別3番最多出場者をみると、07年から12年まで中島裕之が毎年100試合以上出場していた。11年は全144試合で3番に座り、打点は自身シーズン自己最多となる100打点をマーク。翌12年はシーズン終盤まで首位打者争いを繰り広げるなど、リーグ2位の打率.311を記録した。同年オフにFA宣言し、アメリカ球界に挑戦したため、西武を退団。
翌13年からの2年間は、前年まで1番や2番を打つことが多かった栗山巧が3番を務めた。144試合中143試合に3番で出場し、打率.273、12本塁打、73打点の成績を残した。
15年からは浅村栄斗が2年連続で、チーム最多出場となっている。15年は112試合で3番を打ったが、昨季は春先の打撃不振などもあり、5番を打つことも多かった。そのため、47試合にとどまった。
3番はチャンスメーカー、時にはポイントゲッターとしての役割が期待される。4番の前を打つ重要なポジションなだけに、今季は1年間固定したいところだ。
最近10年間の西武の3番打者
07年 108試合 中島裕之
08年 120試合 中島裕之
09年 135試合 中島裕之
10年 106試合 中島裕之
11年 144試合 中島裕之
12年 109試合 中島裕之
13年 143試合 栗山 巧
14年 105試合 栗山 巧
15年 112試合 浅村栄斗
16年 47試合 浅村栄斗