ニュース 2017.03.12. 21:56

小林が勝ち越しタイムリー!千賀がピンチを切り抜ける<オランダ-日本>

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 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で王座奪還を目指す侍ジャパンは12日、2次ラウンド(プールE)の初戦でオランダ代表と対戦。今大会の“ラッキーボーイ”になりつつある小林が勝ち越しタイムリーを放った。

 2回、3回と点を奪っては奪われる展開が続いていたが、ようやく侍ジャパンがリードを奪った。同点で迎えた5回表、坂本勇人の中前安打で先頭打者が出塁。その後、秋山翔吾の進塁打などで二死三塁の場面を作り出す。

 ここで打席には9番・小林誠司。ここまでの2打席は凡退に終わっているものの、この試合の前までは打率.500、1本塁打、3打点と、リードだけでなく打撃面でもチームに貢献。その小林がオランダの3番手マルティスのスライダーをバットの先で拾うと、「必死に食らいつきました」と振り返った打球が中前安打となる。これで3塁走者の坂本がホームに返り、日本がリードを奪った。

 その裏、侍ジャパンの3番手としてマウンドに上がった千賀滉大がいきなり2連打を浴びて無死二三塁のピンチを迎える。しかし、3番・ボガーツを155キロのストレートで見逃し三振に仕留めると、4番・バレンティンを“お化けフォーク”で空振りの三振に。そして5番グレゴリアスを一ゴロに打ち取り、リードを守った。
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