初戦から見逃せない2次ラウンド
日本時間13日をもって、第4回ワールド・ベースボール・クラシックの1次ラウンドが全日程終了。東京につづいて、アメリカ・サンディエゴで行われる2次ラウンドに進出するチームが決定した。
“死の組”と言われたプールCは、ドミニカ共和国が全勝で首位通過。アメリカが2勝1敗で続いた。
連覇を目指すドミニカ共和国は2戦目でアメリカ相手に0-5からの逆転勝利を収めるなど、激戦のプールCの中でも頭ひとつ抜けた強さを披露。王者の強さを見せつけた。アメリカは初戦から予選組・コロンビアに苦しめられるなど厳しい戦いの連続となったが、最終戦では嫌な流れを払拭するような快勝を収めている。
一方のプールDは、前回準優勝のプエルトリコが全勝突破。2位はプレイオフを勝ち上がったベネズエラが滑り込んだ。前回の悔しさをバネに、優勝を目指すプエルトリコは投打に安定した戦いを披露。3試合で29得点・7失点と危なげなく3連勝を収めた。
この結果、プールFの日程も全て決定。日本時間15日に開幕する初戦から、ドミニカ共和国-プエルトリコという前回大会の決勝戦の再現となった。
メジャーのオールスター級が集う4チームによる真剣勝負から、目が離せない。
2次ラウンド(プールF)の日程
<3月15日(水)>
ドミニカ共和国 - プエルトリコ(10:00)
<3月16日(木)>
アメリカ - ベネズエラ(10:00)
<3月17日(金)>
ドミニカ共和国 - ベネズエラ(11:00)
<3月18日(土)>
アメリカ - プエルトリコ(11:00)
<3月19日(日)>
プエルトリコ - ベネズエラ(4:30)
ドミニカ共和国 - アメリカ(11:000)
<3月20日(月)>
プレイオフ
※時間はすべて日本時間
順位の決定方法
(1)1位と2位が同率の場合:直接対決で勝ったチーム(2)3チームが2勝1敗で同率の場合:下記優先順位で1位を決定し、2位と3位はプレイオフ
①同率チームとの対戦で、守備1イニングあたりの失点数が少ない
②同率チームとの対戦で、守備1イニングあたりの自責点数が少ない
③同率チームとの対戦で、打率が高い
④WBCIによる抽選
(3)3チームが1勝2敗で同率の場合:下記優先順位で最下位を決定し、残り2チームでプレイオフ