ニュース 2017.03.14. 11:35

バレンティンがWBCで打撃好調な理由

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オランダ代表のバレンティン
 オランダ代表のバレンティン(ヤクルト)が絶好調だ。

 韓国で行われた1次ラウンドで打率.500(10打数5安打)の活躍を見せれば、12日から始まった2次ラウンド初戦の日本戦でも、石川歩(ロッテ)からレフトスタンドに飛び込む本塁打を放つなど2安打2打点の大暴れ。特に今大会は振り回すだけでなく、右方向へ打つなどチームバッティングが目立つ。

 13日に行われたイスラエル戦でも、「(先発投手の)ジャージェンスが6回までクオリティーの高いピッチングをしてくれたので、ジャージェンス、チームのために、打者としては走者を返すという仕事に専念できる環境にあった」と2本のタイムリーはいずれもセンターから逆方向へ放ったものだった。

 今大会打率.556(18-10)、1本塁打、5打点と好調が続く。その要因についてバレンティンは、「私の前を打っている重量打線が一生懸命プレーしてくれて、私の前に走者で出てくれている。なので、私だけ取り残されないようにしたいという気分で打席に立っている」と話す。

 また、オランダは2次ラウンドを東京ドームで戦っていることもあり、ヤクルトでプレーするバレンティンを応援する日本人のファンも多い。「もちろん!ファンの方々の声は聴こえていた!ヤクルトスワローズのユニフォームを着ているわけではないけど、ホームでプレーしているような気持ちになった」と喜んだ。

 オランダは侍ジャパンにとってライバルになるが、バレンティンの活躍にも期待したいところだ。

(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)
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