第4回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で王座奪還を目指す侍ジャパンは14日、2次ラウンド第2戦でキューバと対戦。先発の菅野智之が4回4失点で降板した。

　一回は三者凡退と上々の立ち上がりを見せた菅野だが、2回無死一塁から5番・グラシアルに逆転2ランを浴びた。

　さらに3回に筒香のタイムリーで同点に追いついた直後の4回、先頭のデスパイネにレフト前ヒットを許す。2回に逆転2ランを浴びたグラシアルは空振り三振に仕留めたものの、6番・サーベドラ、7番・アラルコンに連打を浴び一死満塁のピンチを招いた。

　続く8番・デルガドを空振り三振に斬ったが、9番メサに三遊間を破られるタイムリーを浴びる。2者が生還し、2－4と再びリードを許した。

　菅野は4回74球を投げ、7安打4失点で降板。「最低5回、できれば6回」と意気込んでいたエースだが、この日はピリッとせず、リードを許した展開で2番手・平野にマウンドを託した。

菅野コメント

良いボールと悪いボールの差がはっきりしてしまいました。
苦しい展開になることはわかっていましたが、ランナーを出した時に粘ることができませんでした。