第4回ワールド・ベースボール・クラシックは14日、東京ドームで2次ラウンドの第4戦が行われ、日本がキューバを撃破。2連勝を飾り、決勝ラウンド進出に前進。試合後、この試合の決勝点につながる犠飛を打った“勝負師”が、世界一奪還と一打にかける思いを語った。
5-5の同点で迎えた8回表、一死から敵失で松田宣浩が出塁すると、8番・秋山翔吾が左中間に安打を放ち、一三塁という形をつくる。すると、「スコアリングポジションならいく」と言われていた内川が打席へ。東京ドーム全体が大きな期待感に包まれた。
小久保監督は以前、「(状況次第だが)勝っているか同点なら捕手は変えない」と話していたが、「今日はあそこが勝負だと思った」。扇の要であり、ここまで適時打を含む2安打と結果を残していた小林誠司に代えて「代打・内川」をコール。12球団一の破壊力を持つ打線で4番を任されている球界屈指の右打者は、追い込まれながらも外角のスライダーを右翼線に運ぶ。
すると、これが犠飛となり松田が生還。指揮官も「今日はいけたかなと」感じた貴重な1点がもたらされた。小久保監督が「いくいかないかわからない中できっちり打ってくれた」と労えば、内川は「自分のチームでは4打席の中でどう結果を出すかを考えるが、ここでは1打席でどう結果を出すのかが勝負になる。無駄な練習とか、無駄な一球はないなと改めて感じさせてもらっている」と感謝の言葉を残す。
このチームでは代打の切り札だが、2013年の第3回WBCでは打線の主軸として活躍。その打棒でチームをけん引したが、準決勝のプエルトリコ戦で痛恨の走塁ミスを犯してしまった。それ故に「前回の悔しい思いは自分でどうにかしなければいけない」と話すが、侍ジャパンが発足した時点から「このチームで世界一になりたいという思いが強かった」との思いも口にする。
アメリカでの悔し涙をうれし涙に変えるため、その喜びを侍ジャパンのメンバーと分かち合うため、一打にかける勝負師がチームの好機で打席に向かう。
5-5の同点で迎えた8回表、一死から敵失で松田宣浩が出塁すると、8番・秋山翔吾が左中間に安打を放ち、一三塁という形をつくる。すると、「スコアリングポジションならいく」と言われていた内川が打席へ。東京ドーム全体が大きな期待感に包まれた。
小久保監督は以前、「(状況次第だが)勝っているか同点なら捕手は変えない」と話していたが、「今日はあそこが勝負だと思った」。扇の要であり、ここまで適時打を含む2安打と結果を残していた小林誠司に代えて「代打・内川」をコール。12球団一の破壊力を持つ打線で4番を任されている球界屈指の右打者は、追い込まれながらも外角のスライダーを右翼線に運ぶ。
すると、これが犠飛となり松田が生還。指揮官も「今日はいけたかなと」感じた貴重な1点がもたらされた。小久保監督が「いくいかないかわからない中できっちり打ってくれた」と労えば、内川は「自分のチームでは4打席の中でどう結果を出すかを考えるが、ここでは1打席でどう結果を出すのかが勝負になる。無駄な練習とか、無駄な一球はないなと改めて感じさせてもらっている」と感謝の言葉を残す。
このチームでは代打の切り札だが、2013年の第3回WBCでは打線の主軸として活躍。その打棒でチームをけん引したが、準決勝のプエルトリコ戦で痛恨の走塁ミスを犯してしまった。それ故に「前回の悔しい思いは自分でどうにかしなければいけない」と話すが、侍ジャパンが発足した時点から「このチームで世界一になりたいという思いが強かった」との思いも口にする。
アメリカでの悔し涙をうれし涙に変えるため、その喜びを侍ジャパンのメンバーと分かち合うため、一打にかける勝負師がチームの好機で打席に向かう。