【第4回WBC・2次ラウンド】
○ プエルトリコ 3 - 1 ドミニカ共和国 ●
<日本時間3月15日 ペトコ・パーク>
第4回ワールド・ベースボール・クラシックは、日本時間15日からアメリカでも2次ラウンドの戦いが開幕。前回大会の決勝戦の再現となったプエルトリコとドミニカ共和国による一戦は、プエルトリコが3-1で勝利を収めた。
日本から少し遅れてスタートしたアメリカでの2次ラウンド。前回優勝のドミニカ共和国に準Vのプエルトリコ、そしてアメリカ、ベネズエラという4チームが同居する“死の組”において、中でも本命とされる2チームがいきなり激突した。
試合は初回から動く。1回表、プエルトリコは元ヤクルトのロマンが立ち上がりを攻められ、いきなり無死満塁の大ピンチ。危機的状況を迎えたが、4番・バティスタを空振り三振で仕留めると、続くサンタナを右飛に打ち取り、タッチアップを狙った走者は右翼手・ロサリオの見事なバックホームで阻止。無死満塁を無失点で切り抜けた。
するとその裏、プエルトリコは二死ながら一、二塁のチャンスを作ると、モリーナの適時打で先制。頼れる司令塔がバットで先制点をもたらした。
ところが直後の2回表、先頭のネルソン・クルーズに右中間へ痛烈な一撃。スタンド最前列のファンがキャッチしてビデオ判定にもつれ込むという1週間前の“デジャヴ”となったが、リプレイ検証の結果そのままスタンドインが認められ、1-1の同点となる。
それでも4回、チャンスに好返球でピンチを救ったロサリオが二塁打を放ち、勝ち越しの走者が生還。再び2-1とリードを奪うと、6回にはモリーナがレフトスタンドへのソロ。3-1とリードを広げた。
投げてはロマンとサンティアゴの2人で5回までドミニカ打線を1点に抑える力投。6回からはヒメネス、コローン、ディアスと繋いで強力打線を封じ込め、そのまま逃げ切り。3-1でプエルトリコが勝利を掴んだ。
司令塔・モリーナの攻守に渡る活躍で、2次ラウンド白星発進となったプエルトリコ。前回大会決勝で敗れた因縁の相手を破り、悲願の優勝に向けて好スタートを切った。
一方のドミニカ共和国はこれが今大会の初黒星。前回大会が8戦全勝の“完全優勝”だったため、WBCでの連勝記録も「11」でストップとなった。
――――
※お詫びと訂正=初出時にプエルトリコ2番手のサンティアゴを「元阪神」としましたが、誤りでした。大変失礼致しました。
○ プエルトリコ 3 - 1 ドミニカ共和国 ●
<日本時間3月15日 ペトコ・パーク>
第4回ワールド・ベースボール・クラシックは、日本時間15日からアメリカでも2次ラウンドの戦いが開幕。前回大会の決勝戦の再現となったプエルトリコとドミニカ共和国による一戦は、プエルトリコが3-1で勝利を収めた。
日本から少し遅れてスタートしたアメリカでの2次ラウンド。前回優勝のドミニカ共和国に準Vのプエルトリコ、そしてアメリカ、ベネズエラという4チームが同居する“死の組”において、中でも本命とされる2チームがいきなり激突した。
試合は初回から動く。1回表、プエルトリコは元ヤクルトのロマンが立ち上がりを攻められ、いきなり無死満塁の大ピンチ。危機的状況を迎えたが、4番・バティスタを空振り三振で仕留めると、続くサンタナを右飛に打ち取り、タッチアップを狙った走者は右翼手・ロサリオの見事なバックホームで阻止。無死満塁を無失点で切り抜けた。
するとその裏、プエルトリコは二死ながら一、二塁のチャンスを作ると、モリーナの適時打で先制。頼れる司令塔がバットで先制点をもたらした。
ところが直後の2回表、先頭のネルソン・クルーズに右中間へ痛烈な一撃。スタンド最前列のファンがキャッチしてビデオ判定にもつれ込むという1週間前の“デジャヴ”となったが、リプレイ検証の結果そのままスタンドインが認められ、1-1の同点となる。
それでも4回、チャンスに好返球でピンチを救ったロサリオが二塁打を放ち、勝ち越しの走者が生還。再び2-1とリードを奪うと、6回にはモリーナがレフトスタンドへのソロ。3-1とリードを広げた。
投げてはロマンとサンティアゴの2人で5回までドミニカ打線を1点に抑える力投。6回からはヒメネス、コローン、ディアスと繋いで強力打線を封じ込め、そのまま逃げ切り。3-1でプエルトリコが勝利を掴んだ。
司令塔・モリーナの攻守に渡る活躍で、2次ラウンド白星発進となったプエルトリコ。前回大会決勝で敗れた因縁の相手を破り、悲願の優勝に向けて好スタートを切った。
一方のドミニカ共和国はこれが今大会の初黒星。前回大会が8戦全勝の“完全優勝”だったため、WBCでの連勝記録も「11」でストップとなった。
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※お詫びと訂正=初出時にプエルトリコ2番手のサンティアゴを「元阪神」としましたが、誤りでした。大変失礼致しました。