日本がトップ守る
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)も、日本時間19日をもって2次ラウンドの戦いが終了。ベスト4が出揃った。
21日に行われる準決勝の第1試合は、東京プールを2位で通過したオランダと、アメリカプールを負けなしの首位通過で突破したプエルトリコが激突。ともに2大会連続のベスト4入りとなり、オランダは前回破れなかった壁の突破を、前回準Vのプエルトリコは悲願の優勝を目指しての戦いになる。
22日の準決勝・第2試合では、東京プールを無敗で突破した日本と、前回王者のドミニカ共和国を下して登りつめたアメリカが対戦。日本は4大会連続のベスト4入り、一方のアメリカは2大会ぶりのベスト4となり、その前回は準決勝で日本に敗れている。
ちょうど今大会のベスト4が出揃ったということで、今回はWBCにおける各国の通算勝利数はどのように変動したのかを調査。勝利数の多い順にランキングにした。(10勝以上のチームのみ抜粋)
【WBC・通算勝利数ランキング】
23勝 日 本 (5-3/7-2/5-2/6-0) =勝率.767
19勝 プエルトリコ (4-2/4-2/5-4/6-0) =勝率.731
18勝 ドミニカ共和国 (5-2/1-2/8-0/4-2) =勝率.643
15勝 韓 国 (6-1/6-3/2-1/1-2) =勝率.600
15勝 キューバ (5-3/4-2/4-2/2-4) =勝率.577
14勝 アメリカ (3-3/4-4/3-3/4-2) =勝率.538
11勝 オランダ (1-2/2-4/4-4/4-2) =勝率.579
11勝 ベネズエラ(3-3/6-2/1-2/15) =勝率.688
※()内は大会ごとの勝-負数
勝利数トップで今大会を迎えた日本は、6戦全勝とさらに白星を伸ばし、首位をキープ。2位には日本と同じく6戦全勝で準決勝進出を決めたプエルトリコが急上昇している。
一方。まさかの2次ラウンド敗退となった前回王者・ドミニカ共和国は4勝2敗と伸び悩んでランクダウン。以下は韓国からキューバ、アメリカまでが1勝差のなかにひしめく混戦模様となった。
泣いても笑っても、各チームに残されたのは最大で2試合。「白星+2を」積み上げるのはどのチームになるのか。いよいよクライマックスを迎える第4回WBCから目が離せない。