本日アメリカ戦
侍ジャパンは1次ラウンドから無傷の6連勝で、準決勝進出を決めた。準決勝の相手はプールF・2位のアメリカと対戦する。
いよいよ直前に迫った準決勝。ここでは過去3大会の準決勝を振り返っていきたい。
第1回は韓国に大勝
この大会3度目の対戦となった韓国戦、試合は手に汗握る投手戦となり、6回まで0-0のまま試合は7回へ進んだ。日本は7回、先頭の松中信彦が二塁打を放つと、一死後、代打・福留孝介の2ランで先制する。さらに里崎智也、宮本慎也などにもタイムリーが飛び出し、この回一挙5点を挙げた。
投手陣も先発した上原浩治が韓国打線を7回無失点に抑えると、8回・薮田安彦、9回・大塚晶則のリレーで逃げ切り、決勝へ駒を進めた。
【2006年3月18日 準決勝】
▼ 日本 6 - 0 韓国(ペトコパーク)
<試合時間:2時間40分 観衆:42,639人>
日|000 000 510|6
韓|000 000 000|0
[勝] 上原(2勝0敗)
[負] 金炳斗(0勝1敗)
[本] 福留(日本/2号)、多村(日本/3号)
第2回大会はリードを許す展開も勝利
2大会連続で準決勝に進出した日本は、アメリカと対戦した。
先発した松坂大輔が、アメリカの1番・ロバーツにいきなり先頭打者本塁打を浴びるなど、序盤はリードを許す展開で試合は進んだ。それでも、1点を追う4回、日本は相手のエラーで同点に追いつくと、城島健司の犠飛で勝ち越し、岩村明憲、川崎宗則、中島裕之のタイムリーなどで、5点を奪い逆転に成功する。
4点リードの8回に2点を返され2点差に迫られるも、その裏に3点を奪いリードを広げ、9-4で勝利した。
【2009年3月22日 準決勝】
▼ 日本 9 - 4 アメリカ(ドジャー・スタジアム)
<試合時間:3時間15分 観衆:43,630人>
米|101 000 020|4
日|010 500 03X|9
[勝] 松坂(3勝0敗)
[負] オズワルト(1勝1敗)
[本] ロバーツ(アメリカ/1号)
初の準決勝敗退
3大会連続決勝進出を目指しプエルトリコと対戦した日本は初回、アービレイスにタイムリーを打たれ先制を許す。1点を追う7回に、リオスに2ランを浴びリードを3点に広げられた。
反撃に出たい日本は8回に井端弘和がタイムリーを放ち1点を返し、なお一死一塁から内川聖一がライト前ヒットで一、二塁とチャンスを広げる。ここで、一塁走者の内川が盗塁を試みるも、二塁走者の井端はスタートを切っておらず、内川は一、二塁間に挟まれタッチアウト。
結局、この回1点止まりだった日本はプエルトリコに敗れ、3連覇の夢はついえた。
【2013年3月17日 準決勝】
▼ 日本 1 - 3 プエルトリコ(AT&T PARK)
<試合時間:3時間27分 観衆:33,683人>
プ|100 000 200|3
日|000 000 010|1
[勝] サンティアゴ(1勝1敗)
[負] 前田(2勝1敗)
[本] リオス(プエルトリコ/1号)