この10年で憲伸と吉見が最多の3回
プロ野球はシーズン開幕に向けてオープン戦、真っただ中である。
開幕でいうと、誰が開幕のマウンドを務めるのか大きな注目が集まる。中日の最近10年の開幕投手をみると、川上憲伸と吉見一起が3度、浅尾拓也、ネルソン、山井大介、大野雄大が1度務めている。
球団最多の7度の開幕投手を誇る川上は、この10年間で3度大役を担った。バリバリのエースだった07年はヤクルトを相手に8回を3失点に抑え白星、広島と対戦した08年は9回を投げるも勝ち負けはつかなかった。09年からメジャーに挑戦し、12年に中日へ復帰してからは14年に開幕投手を務め、広島打線を6回2失点に抑えた。
吉見は12年の広島戦、当時エースだった前田健太との投げ合いを制し、白星を手にした。10年は黒星、13年は勝ち負けがつかなかった。
また、中日は川上が抜けた09年に先発転向したばかりの浅尾拓也、10年にわずか4勝のネルソンが11年の開幕投手を務めている。
中日の最近10年の開幕投手
07年 川上憲伸
○8回 8安打 3失点
08年 川上憲伸
- 9回 9安打 2失点
09年 浅尾拓也
○8回 5安打 1失点
10年 吉見一起
●6回 9安打 3失点
11年 ネルソン
- 6回 7安打 4失点
12年 吉見一起
○8回 3安打 2失点
13年 吉見一起
- 7回 6安打 1失点
14年 川上憲伸
- 6回 4安打 2失点
15年 山井大介
- 7回 3安打 1失点
16年 大野雄大
○7回2/3 5安打 2失点