【第4回WBC・決勝】
● プエルトリコ 0 - 8 アメリカ ○
<現地時間3月22日 ドジャースタジアム>
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦が現地時間22日(日本時間23日)、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われ、アメリカがプエルトリコに勝利。野球大国が4度目の挑戦で初の世界一に輝いた。
決勝に残ったのは“死の組”と言われた2次ラウンド・プールFを勝ち上がった2チーム。2次ラウンドの対戦ではプエルトリコがアメリカを下しており、この試合が中4日空けての再戦となった。
前回対戦と同じくルーゴとストローマンという両先発の投げ合いになったこの試合。5日前に苦い思いをしたアメリカの25歳右腕が一世一代の投球を披露する。
あの時は一気の4失点とつかまった初回を内野ゴロ3つでかんたんに立ち上がると、以降は動くボールを有効に使って凡打の山。自在に投げるテンポを変えながら、プエルトリコ打線を翻弄していく。
気がつけば6回まで68球で3奪三振の無安打投球。出した走者は四球による一人のみで、それも後続を併殺で斬ったため打者18人という完ぺきな内容だった。
すると打線は3回、先頭のルクロイが安打で出塁すると、トップに戻ってキンズラーが左中間スタンドへ一発。2ランで先制に成功する。5回にも無死一・二塁からイエリチの適時打で追加点を挙げると、二死ながら一・三塁としてマカチャンが適時内野安打。この回も2点を奪い、4-0とリードを広げた。
7回にも二死満塁からクロフォードの2点適時打で貴重な得点を挙げると、スタントンにも適時打が飛び出しもう1点。7-0と試合を決定づけた。
ストローマンは7回もマウンドに登ったが、先頭のパガンに二塁打を浴び、ここでお役御免。6回0/3を1安打、無失点に封じた若き右腕には球場中がスタンディングオベーション。大歓声が送られた。
無死二塁というピンチが残ったが、ここは2番手のダイソンが無失点で切り抜ける好リリーフ。打線が1点を加えた直後の8回はニシェク、9回はグレガーソンと自慢のリレーで逃げ切り勝ち。8-0の快勝を収めたアメリカが、4大会目にしてWBC初制覇を成し遂げた。
一方のプエルトリコは7戦全勝で決勝に進出も、最後の最後でアメリカに屈す。前回大会の雪辱を晴らすことはできず、2大会連続の準優勝に終わった。
● プエルトリコ 0 - 8 アメリカ ○
<現地時間3月22日 ドジャースタジアム>
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦が現地時間22日(日本時間23日)、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われ、アメリカがプエルトリコに勝利。野球大国が4度目の挑戦で初の世界一に輝いた。
決勝に残ったのは“死の組”と言われた2次ラウンド・プールFを勝ち上がった2チーム。2次ラウンドの対戦ではプエルトリコがアメリカを下しており、この試合が中4日空けての再戦となった。
前回対戦と同じくルーゴとストローマンという両先発の投げ合いになったこの試合。5日前に苦い思いをしたアメリカの25歳右腕が一世一代の投球を披露する。
あの時は一気の4失点とつかまった初回を内野ゴロ3つでかんたんに立ち上がると、以降は動くボールを有効に使って凡打の山。自在に投げるテンポを変えながら、プエルトリコ打線を翻弄していく。
気がつけば6回まで68球で3奪三振の無安打投球。出した走者は四球による一人のみで、それも後続を併殺で斬ったため打者18人という完ぺきな内容だった。
すると打線は3回、先頭のルクロイが安打で出塁すると、トップに戻ってキンズラーが左中間スタンドへ一発。2ランで先制に成功する。5回にも無死一・二塁からイエリチの適時打で追加点を挙げると、二死ながら一・三塁としてマカチャンが適時内野安打。この回も2点を奪い、4-0とリードを広げた。
7回にも二死満塁からクロフォードの2点適時打で貴重な得点を挙げると、スタントンにも適時打が飛び出しもう1点。7-0と試合を決定づけた。
ストローマンは7回もマウンドに登ったが、先頭のパガンに二塁打を浴び、ここでお役御免。6回0/3を1安打、無失点に封じた若き右腕には球場中がスタンディングオベーション。大歓声が送られた。
無死二塁というピンチが残ったが、ここは2番手のダイソンが無失点で切り抜ける好リリーフ。打線が1点を加えた直後の8回はニシェク、9回はグレガーソンと自慢のリレーで逃げ切り勝ち。8-0の快勝を収めたアメリカが、4大会目にしてWBC初制覇を成し遂げた。
一方のプエルトリコは7戦全勝で決勝に進出も、最後の最後でアメリカに屈す。前回大会の雪辱を晴らすことはできず、2大会連続の準優勝に終わった。