西高東低...?
春のセンバツも大会6日目。初戦の宇部鴻城-大阪桐蔭の試合をもって1回戦すべての対戦が終了し、16強が出揃った。
1回戦を突破した16校を見てみると、近畿勢の強さが目立つ。今年は履正社(大阪)が明治神宮大会を勝って得た枠も含め、大阪桐蔭(大阪)、滋賀学園(滋賀)、智弁学園(奈良)、高田商(奈良)、神戸国際大付(兵庫)、報徳学園(兵庫)という7校が出場している中、うち5校が1回戦を突破した。
さらに九州勢も福岡から出場する福岡大大濠と東海大福岡がいずれも生き残り、3季連続出場の秀岳館が危なげなく初戦を突破と3校が生き残り。西日本勢が強さを見せている。
“北関東組”が砦
東はと言うと、関東と東京から6校が出場している中、作新学院(栃木)、前橋育英(群馬)、健大高崎(群馬)、早稲田実(東京)の4校が初戦を突破した。
特に史上5校目の夏春連覇を目指す作新学院をはじめ、2校出場した群馬勢がいずれも生き残るなど、“北関東組”の健闘が目立っている。
ベスト8進出をかけた2回戦、前橋育英は報徳学園と、作新学院は秀岳館と激突。東のプライドをかけて、猛威をふるう西のチームを破ることができるか。注目の対戦になる。
春のセンバツ、2回戦の日程は以下の通り。
【春のセンバツ・2回戦日程】
▼ 3月25日
・第2試合 呉(広島) - 履正社(大阪)
・第3試合 盛岡大付(岩手) - 智弁学園(奈良)
▼ 3月26日
・第1試合 前橋育英(群馬) - 報徳学園(兵庫)
・第2試合 滋賀学園(滋賀) - 福岡大大濠(福岡)
・第3試合 福井工大福井(福井) - 健大高崎(群馬)
▼ 3月27日
・第1試合 作新学院(栃木) - 秀岳館(熊本)
・第2試合 早稲田実(東京) - 東海大福岡(福岡)
・第3試合 大阪桐蔭(大阪) - 静岡(静岡)