ニュース 2017.03.26. 09:10

張本氏、侍Jの敗因を分析「コーチも監督をやっていない人に大役を与えた?」

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サンデーモーニングに出演した張本勲氏
 26日、『サンデーモーニング』(TBS系)の人気コーナー『週刊 御意見番』に張本勲氏が生出演し、2大会連続で準優勝に終わった侍ジャパンの敗因を解説した。

 侍ジャパンは第1回から2大会連続で世界一に輝いたが、第3回、そして今回行われた第4回ともに準決勝で敗退。世界一奪還とはならなかった。これを受けて張本氏は「(世界一になれなかった)原因は2つある」とし、その1つに小久保監督を挙げた。

 張本氏は「コーチも監督をやっていない人に大役を与えた?たとえば関口さんにNHKの紅白歌合戦の司会を受けたとしても、とまどうでしょ?それならば良いコーチを付けてあげるべきなんですよ」とキャスターの関口宏さん例に挙げて熱弁していた。

 2つ目の原因には打線を挙げ、「迫力がない。3番の青木は素晴らしいバッターですよ。リトル・イチローと呼ばれるくらい素晴らしい選手。今は35歳でピークが過ぎている。3番に置いちゃダメ。青木は内川と一緒で代打の切り札に置いとくべきだった」と独自の理論を展開。

 「3番は山田でしょう。38本もホームランを打ってるんですよ。青木は年間3本か5本しか打ってないんだよ」とし、つづけて打順についても「1番が坂本、2番菊池、3番が山田、4番が筒香、5番が中田、鈴木を使うんですよ。6番鈴木、7番松田、8番小林、9番秋山と打線が続いていくんですよ」と自身が考える侍ジャパンのオーダーを挙げた。

 この打順については「私の理想形ではなく、トータル的に考えたらこういう打線がいいんじゃないかということです。以上です」と終始厳しい表情で侍ジャパンについて語っていた。
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