ニュース 2017.03.26. 14:17

福岡大大濠・三浦、15回1失点の熱投! 滋賀学園は初戦14回に続く15回再試合

【第89回選抜野球大会】
福岡大大濠 1 - 1 滋賀学園
<3月26日 2回戦>

 8強進出をかけた福岡大大濠-滋賀学園の一戦は、両チーム譲らず延長15回、大会規定により1-1の引き分け。再試合は28日の第1試合に組み込まれた。

 滋賀学園は初回、1番真藤、2番小浜の連打などで一死二、三塁の好機を作ると、4番武井が鮮やかな中前適時打を放ち先制。対する福岡大大濠は1点を追う終盤8回、1番久保田のこの試合3安打目となる左前打などで一死一、二塁の好機を作ると、4番東が中前適時打を放ち1-1の同点に追いついた。

 滋賀学園は初先発の2年生右腕・8回途中1失点と好投。8回は同点打を許しなおも一死一、二塁のピンチだったが、代わった2番手右腕の棚原が、後続を併殺打に打ち取り勝ち越し点を許さなかった。

 初戦の東海大市原望洋(千葉)戦で延長14回192球をひとりで投げ抜いた棚原は、疲れを感じさせない投球で見事なロングリリーフ。結局、7回2/3を4安打無失点に抑え、この試合でも粘りの投球が光った。

 一方、福岡大大濠のエース右腕・三浦は、初回に3安打を集中され先制点を許した。しかし、2回以降は打者の胸元を正確に突く制球力が光り無失点投球。延長突入後はサヨナラのピンチにも動じず、15回196球をひとりで投げ抜いた。

 選抜での再試合は、2014年第86回大会の2回戦、広島新庄-桐生第一(群馬)以来、3年ぶりとなった。
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