スポーツ中継ストリーミングサービス「スポナビライブ」は、パ・リーグ各球団のファン総勢924人を対象に日頃の応援習慣や日常生活、今季の展望についてのアンケート実施。同調査結果分析し、取りまとめた「パ・リーグ ファンの応援生態白書 2017」を公開した。
今回は、球団別に見たファンの応援生態の違いを見ていきたい。
「今シーズン自チーム優勝の瞬間と、仕事の重要な会議が重なったら?」という問いには、他5球団のファンの過半数がいずれも「仕事より応援・観戦を優先する」または「仕事しつつスマホ等で戦況をチェックする」と答えたのに対し、近年の優勝馴れゆえの余裕なのか、日本ハムファンの51.9%は「仕事が終わるまでは野球を忘れる」と回答。また、日本ハムファンは「好きな選手がいるから」チームを応援する(50%)、「監督が好きだから」チームを応援する(22.7%)割合が、それぞれ他球団に比べ高い特長がある。
<自チーム優勝の瞬間が「仕事の重要な会議」と重なったら仕事を優先し「終わるまでは野球を忘れる」と答えた割合>
1位 日本ハム 51.9%
2位 西武 48.1%
3位 オリックス、ソフトバンク 45.5%
5位 ロッテ 43.5%
6位 楽天 41.6%
<「好きな選手がいるから」チームを応援しているファンの割合>
1位 日本ハム 50.0%
2位 ソフトバンク 40.3%
3位 楽天 39.6%
4位 西武 34.4%
5位 オリックス 33.8%
6位 ロッテ 28.6%
<「監督が好きだから」チームを応援しているファンの割合>
1位 日本ハム 22.7%
2位 ソフトバンク 14.9%
3位 楽天 12.3%
4位 ロッテ 7.1%
5位 オリックス 5.8%
6位 西武 5.2%
日本ハムファンとは正反対ともいえる傾向が、楽天ファンにあることが今回の調査で明らかになった。楽天ファンは “観戦のためのエア予定”使用率が最も高く(48%)、彼らは「自身の体調不良」(27%)、「友人との別の予定」(21%)を主な言い訳にして観戦を優先している。また、試合中「Twitter」「2ch」「LINE」などのソーシャル・コミュニケーション・ツールに書き込みながら観戦する、いわゆる“ソーシャル観戦”をするファンが最も多いのが楽天ファン(48%)で、“何としても観たい知りたい?!”派のファンが多数いることが分かった。
<観戦したいために本当は存在しない「架空の予定」を使ったことがある割合>
1位 楽天 48.1%
2位 西武 46.8%
3位 日本ハム、ソフトバンク 37.7%
5位 ロッテ、オリックス 34.4%
<“ソーシャル観戦”をしたことがある割合>
1位 楽天 47.4%
2位 日本ハム 44.2%
3位 西武、ロッテ 39.6%
5位 ソフトバンク 36.4%
6位 オリックス 34.4%
試合に旗色が悪くなるとどうしても、どのファンであっても機嫌は悪くなりがち。試合中継を見ながら観戦中に「負けを確信するとTVやパソコンの電源を落としてしまう」割合が最も高いのは西武ファンで、6球団の中で唯一過半数を超してる(51%)。
さらに、西武ファンはチームを応援する理由として「かつて強いチームだったから」という理由を挙げる割合も最も高く(34%)、少年少女ファン時代に球団の黄金時代を過ごし、今でも変わらず熱く応援するファンに支えられるファン像が窺える。
<テレビ観戦中、「負けを確信すると電源を落としてしまう」割合>
1位 西武 50.6%
2位 ソフトバンク 47.4%
3位 楽天、ロッテ 42.2%
5位 日本ハム 41.6%
6位 オリックス 39.0%
<「かつて昔は強かったから」応援しているファンの割合>
1位 西武 33.8%
2位 オリックス 19.5%
3位 ロッテ 12.3%
4位 ソフトバンク 6.5%
5位 ロッテ 5.8%
6位 日本ハム 0.6%
ロッテファンは他球団のファンに比べ「外野スタンドで立って応援」した経験(73%)があるファンの割合が最も高く、「ユニフォームを3枚以上持つ」割合(50%)や「風呂で気づくと応援歌を歌っている」率(47%)についてもトップ。応援じたいを楽しむロッテファンの姿が見て取れる。
<「外野スタンドで立って応援」の経験あるファンの割合>
1位 ロッテ 72.7%
2位 楽天 67.5%
3位 ソフトバンク 66.2%
4位 西武 61.0%
5位 オリックス 59.7%
6位 日本ハム 56.5%
<「自分用ユニフォームを3枚以上持つ」ファンの割合>
1位 ロッテ 50.0%
2位 オリックス 45.5%
3位 楽天、西武 44.8%
5位 ソフトバンク 32.5%
6位 日本ハム 27.3%
<「風呂で気づくと応援歌を歌っている」経験があるファンの割合」>
1位 ロッテ 46.8%
2位 楽天 43.5%
3位 西武 42.2%
4位 オリックス、ソフトバンク 40.3%
6位 日本ハム 31.2%
ファンの全てが家の中でテレビ観戦に熱中できるわけではない。とりわけオリックスファンにはその傾向が顕著のようで、ファンの42%が「家族がいるとリビングでは試合中継を見れない」と答えている。一方で「応援中は人格が変わると言われる」割合が最も高い(34%)のが特長だが、熱くチームは応援するものの、家庭内での肩身は狭いファンが多いことがオリックスファンの多いようだ。
<「家族がいるとリビングでは試合中継を見れない」ファンの割合>
1位 オリックス 42.2%
2位 ロッテ 38.3%
3位 楽天 29.9%
4位 ソフトバンク 28.6%
5位 日本ハム、西武 27.9%
<「応援中は人格が変わると言われる」ファンの割合>
1位 オリックス 33.8%
2位 楽天 32.5%
3位 ロッテ 30.5%
4位 西武 26.0%
5位 日本ハム 24.0%
6位 ソフトバンク 18.2%
「地元にあるチームだから」チームを応援する率が6球団のファンの中で最も中で最も高かったのはソフトバンクのファン(62%)。ソフトバンクファンは「春季キャンプへ応援に行った」ことがあるファンの割合(41%)も他球団に比べ突出して高く、本拠地・福岡~キャンプ地の宮崎まで自動車でも向かうことができる良アクセスもあり、熱心なファンは応援へ向かったようだ。
また、ソフトバンクファンは「応援歌を全て暗記している」割合(41%)も最も高く、溢れんばかりの“九州 LOVE”の地元ファンに支えられている球団像が見て取れる。
<「地元にあるチームだから」チームを応援するファンの割合>
1位 ソフトバンクファン 61.7%
2位 日本ハム 57.8%
3位 オリックス 53.9%
4位 ロッテ 47.4%
5位 楽天 44.2%
6位 西武 40.9%
<「春季キャンプに行ったことがある」ファンの割合>
1位 ソフトバンク 40.9%
2位 西武 33.1%
3位 オリックス 31.2%
4位 日本ハム 24.0%
5位 楽天 23.4%
6位 ロッテ 22.7%
<「応援歌は全て暗記している」ファンの割合>
1位 ソフトバンク 40.9%
2位 ロッテ 40.3%
3位 オリックス 34.4%
4位 楽天 33.8%
5位 西武 31.8%
6位 日本ハム 24.0%
今回は、球団別に見たファンの応援生態の違いを見ていきたい。
日ハムファンは“仕事も応援も手を抜かず “派!
<自チーム優勝の瞬間が「仕事の重要な会議」と重なったら仕事を優先し「終わるまでは野球を忘れる」と答えた割合>
1位 日本ハム 51.9%
2位 西武 48.1%
3位 オリックス、ソフトバンク 45.5%
5位 ロッテ 43.5%
6位 楽天 41.6%
<「好きな選手がいるから」チームを応援しているファンの割合>
1位 日本ハム 50.0%
2位 ソフトバンク 40.3%
3位 楽天 39.6%
4位 西武 34.4%
5位 オリックス 33.8%
6位 ロッテ 28.6%
<「監督が好きだから」チームを応援しているファンの割合>
1位 日本ハム 22.7%
2位 ソフトバンク 14.9%
3位 楽天 12.3%
4位 ロッテ 7.1%
5位 オリックス 5.8%
6位 西武 5.2%
楽天ファンは“何としても観たい・知りたい?!”派!
日本ハムファンとは正反対ともいえる傾向が、楽天ファンにあることが今回の調査で明らかになった。楽天ファンは “観戦のためのエア予定”使用率が最も高く(48%)、彼らは「自身の体調不良」(27%)、「友人との別の予定」(21%)を主な言い訳にして観戦を優先している。また、試合中「Twitter」「2ch」「LINE」などのソーシャル・コミュニケーション・ツールに書き込みながら観戦する、いわゆる“ソーシャル観戦”をするファンが最も多いのが楽天ファン(48%)で、“何としても観たい知りたい?!”派のファンが多数いることが分かった。
<観戦したいために本当は存在しない「架空の予定」を使ったことがある割合>
1位 楽天 48.1%
2位 西武 46.8%
3位 日本ハム、ソフトバンク 37.7%
5位 ロッテ、オリックス 34.4%
<“ソーシャル観戦”をしたことがある割合>
1位 楽天 47.4%
2位 日本ハム 44.2%
3位 西武、ロッテ 39.6%
5位 ソフトバンク 36.4%
6位 オリックス 34.4%
西武ファンは“ちょっぴり短気?!の昔は良かった…”派!
試合に旗色が悪くなるとどうしても、どのファンであっても機嫌は悪くなりがち。試合中継を見ながら観戦中に「負けを確信するとTVやパソコンの電源を落としてしまう」割合が最も高いのは西武ファンで、6球団の中で唯一過半数を超してる(51%)。
さらに、西武ファンはチームを応援する理由として「かつて強いチームだったから」という理由を挙げる割合も最も高く(34%)、少年少女ファン時代に球団の黄金時代を過ごし、今でも変わらず熱く応援するファンに支えられるファン像が窺える。
<テレビ観戦中、「負けを確信すると電源を落としてしまう」割合>
1位 西武 50.6%
2位 ソフトバンク 47.4%
3位 楽天、ロッテ 42.2%
5位 日本ハム 41.6%
6位 オリックス 39.0%
<「かつて昔は強かったから」応援しているファンの割合>
1位 西武 33.8%
2位 オリックス 19.5%
3位 ロッテ 12.3%
4位 ソフトバンク 6.5%
5位 ロッテ 5.8%
6位 日本ハム 0.6%
ロッテファンは“スタンド応援が命”派!
ロッテファンは他球団のファンに比べ「外野スタンドで立って応援」した経験(73%)があるファンの割合が最も高く、「ユニフォームを3枚以上持つ」割合(50%)や「風呂で気づくと応援歌を歌っている」率(47%)についてもトップ。応援じたいを楽しむロッテファンの姿が見て取れる。
<「外野スタンドで立って応援」の経験あるファンの割合>
1位 ロッテ 72.7%
2位 楽天 67.5%
3位 ソフトバンク 66.2%
4位 西武 61.0%
5位 オリックス 59.7%
6位 日本ハム 56.5%
<「自分用ユニフォームを3枚以上持つ」ファンの割合>
1位 ロッテ 50.0%
2位 オリックス 45.5%
3位 楽天、西武 44.8%
5位 ソフトバンク 32.5%
6位 日本ハム 27.3%
<「風呂で気づくと応援歌を歌っている」経験があるファンの割合」>
1位 ロッテ 46.8%
2位 楽天 43.5%
3位 西武 42.2%
4位 オリックス、ソフトバンク 40.3%
6位 日本ハム 31.2%
オリックスファンは“熱いが、家庭では肩身が狭い?!”派!
ファンの全てが家の中でテレビ観戦に熱中できるわけではない。とりわけオリックスファンにはその傾向が顕著のようで、ファンの42%が「家族がいるとリビングでは試合中継を見れない」と答えている。一方で「応援中は人格が変わると言われる」割合が最も高い(34%)のが特長だが、熱くチームは応援するものの、家庭内での肩身は狭いファンが多いことがオリックスファンの多いようだ。
<「家族がいるとリビングでは試合中継を見れない」ファンの割合>
1位 オリックス 42.2%
2位 ロッテ 38.3%
3位 楽天 29.9%
4位 ソフトバンク 28.6%
5位 日本ハム、西武 27.9%
<「応援中は人格が変わると言われる」ファンの割合>
1位 オリックス 33.8%
2位 楽天 32.5%
3位 ロッテ 30.5%
4位 西武 26.0%
5位 日本ハム 24.0%
6位 ソフトバンク 18.2%
ソフトバンクファンは“とにかく九州 LOVE?!”派!
「地元にあるチームだから」チームを応援する率が6球団のファンの中で最も中で最も高かったのはソフトバンクのファン(62%)。ソフトバンクファンは「春季キャンプへ応援に行った」ことがあるファンの割合(41%)も他球団に比べ突出して高く、本拠地・福岡~キャンプ地の宮崎まで自動車でも向かうことができる良アクセスもあり、熱心なファンは応援へ向かったようだ。
また、ソフトバンクファンは「応援歌を全て暗記している」割合(41%)も最も高く、溢れんばかりの“九州 LOVE”の地元ファンに支えられている球団像が見て取れる。
<「地元にあるチームだから」チームを応援するファンの割合>
1位 ソフトバンクファン 61.7%
2位 日本ハム 57.8%
3位 オリックス 53.9%
4位 ロッテ 47.4%
5位 楽天 44.2%
6位 西武 40.9%
<「春季キャンプに行ったことがある」ファンの割合>
1位 ソフトバンク 40.9%
2位 西武 33.1%
3位 オリックス 31.2%
4位 日本ハム 24.0%
5位 楽天 23.4%
6位 ロッテ 22.7%
<「応援歌は全て暗記している」ファンの割合>
1位 ソフトバンク 40.9%
2位 ロッテ 40.3%
3位 オリックス 34.4%
4位 楽天 33.8%
5位 西武 31.8%
6位 日本ハム 24.0%