ニュース 2017.03.30. 11:30

誰がやっても苦しむから引き受けた 中日・森繁和監督(62歳) スポーツ人間模様

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【プロ野球オープン戦ロッテ対中日】ベンチの中日・森繁和監督=2017年3月22日 千葉・ZOZOマリンスタジアム 写真提供:産経新聞社
明日31日、セ、パの2017年シーズンが開幕します。森繁和新監督の初戦は、巨人。

昨年、8月9日から休養した谷繁前監督に代わり、指揮を執っているものの、やはり監督代行と監督では重みが違う。
スローガンは原点回帰。16年は19年ぶりの最下位を喫して、4年連続のBクラスと、どん底のチーム状態だけに、どう立て直すか、お手並み拝見です。

今年の中日は変わった。ひとことでいうと、落合GMが去り、明るくなった。春季キャンプ中の2月14日。担当の女性記者からチョコレートをプレゼントされると、

「ホワイトデーは、3月14日だろう。おれは、いないかもしれないな」

と漏らし、大爆笑を誘いました。

こわもての裏には、ファンを大切にするやさしさが隠されている。ファンフェスタでは、サプライズでこんなパフォーマンスも。1席61万5,500円のナゴヤドーム1塁側のシーズンシートを、自腹で4席購入することを発表しました。粋だなぁ、と感じたのは、その場で契約書を作成し署名捺印を。246万2,000円は、「ない金を絞りだして」と話していますが、もちろん、そんなことはありません。年俸は1億円ですから。星野、高木、落合といった歴代監督も行わなかったことです。

当初、監督には、小笠原2軍監督が就任という声が圧倒的でした。ただ、経験不足がネックとなり、森監督代行へ白羽の矢が。自身は、

「ドラゴンズの監督はOBがやるべきだと思う。でも、今の状況では誰がやっても苦しむから、おれが引き受けようとなった」。

あくまで、「つなぎ」という立場であることを明確に口にします。

ところが、78年のドラフト1位で西武へ入団した際、いつの日か、こんなこともあることを予想した人がいた。球界の寝業師の異名がある、根本陸夫さんです。監督兼、管理部長としてチーム編成も行った。森監督へ、

「おまえ、50までユニホームを着ろ。それから、背広になって野球界に貢献しろ」

と伝えたそう。将来の指導者やフロントとしての能力まで、高く評価していた。その慧眼には驚くばかりです。

スローガンどおり、原点回帰できるかどうか。中日を最下位につけている評論家もいますが、勝負ばかりはやってみないとわかりません。

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