ニュース 2017.03.30. 15:55

緊迫の投手戦!大阪桐蔭が1点差で秀岳館を下し、5年ぶりの決勝進出

【第89回選抜野球大会】
● 秀岳館 1 - 2 大阪桐蔭 ○
<3月30日 準決勝>

 30日に行われた春のセンバツ準決勝。第2試合の秀岳館(熊本)-大阪桐蔭(大阪)は、両チーム一歩も譲らない投手戦に。最終回まで目が離せない試合を制し、決勝へと駒を進めたのは大阪桐蔭だった。


 秀岳館の先発は、27日に行われた2回戦以来の登板となる左腕の田浦。一方の大阪桐蔭は、ここまで初戦から3連投で22回を投げているエース・徳山がこの日もマウンドに登る。

 田浦はスライダーとフォークを武器に5回まで無失点の投球を見せていたが、6回に失点。二死三塁から5番・山田にライトの前へと運ばれ、適時打で1点。大阪桐蔭が先制する。

 大阪桐蔭は8回にも先頭の中川が安打で出ると、犠打で送って再び山田が適時打。2-0とリードを広げ、エースを援護した。

 徳山は7回まで無失点の力投を見せるも、援護をもらった8回に1点を返され、2-1とリードは1点に。それでも、9回は四球と犠打で作ったピンチをしのぎ、最後は見逃し三振で試合終了。エースの好投で1点のリードを守りきった大阪桐蔭が、決勝進出を決めた。

 大阪桐蔭はエース・藤浪晋太郎を擁し、春夏連覇を成し遂げた2012年以来で5年ぶりの決勝進出。昨年春から3季連続でベスト4入りを果たしていた秀岳館は、今大会も“4強の壁”に跳ね返された。
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