◆ セーブ王・沢村は開幕メンバーから外れる
2017年のレギュラーシーズンがいよいよ幕を開ける。今年はWBCの影響もあり、各球団の主力選手の状態が気になるところ。巨人はエース・菅野の開幕先発を回避し、来日3年目となるマイコラスに開幕マウンドを託した。
今年は外国人を入れ替えたチームも多く、勝ちパターンでの継投策にも変化がありそう。巨人は昨年のセーブ王・沢村が、右肩痛の影響で開幕一軍メンバーから外れた。抑えの座にはオープン戦から安定していた新外国人右腕・カミネロが入る見込みで、開幕戦からマイコラス、マシソン、カミネロの助っ人リレーが発動する可能性もある。
DeNAは山崎康と新外国人右腕・パットンが、キャンプ中からハイレベルな守護神争いを繰り広げてきた。互いにオープン戦では無失点と譲らなかったが、ラミレス監督は30日に「抑えは山崎で行く」と明言。パットンはひとまず抑えの座から外れることになったが、三上、須田らを含めた勝ちパターンは楽しみだ。
広島、阪神、中日は、中崎、ドリス、田島と、昨季の経験者に9回を託す見込み。同じく昨季途中から抑えを任され、WBCでも活躍したヤクルトの秋吉は、オープン戦登板がないまま、ぶっつけ本番でレギュラーシーズンへ入る。
本日の試合予定と予告先発は以下の通り。
【31日の試合予定】
巨人(マイコラス)- 中日(大野雄大)
<東京ドーム 18時00分>
ヤクルト(石川雅規)- DeNA(石田健大)
<神宮 18時00分>
広島(ジョンソン)- 阪神(メッセンジャー)
<マツダスタジアム 18時00分>