◆ 内野陣の失策も響く…
広島のジョンソン投手が31日、2年連続開幕投手として阪神戦に先発登板したが、来日最短となる4回途中7失点(自責点5)で降板した。
ジョンソンは初回、2つの内野安打と四球で無死満塁のピンチを背負うと、4番福留の併殺打の間に失点。1点で踏みとどまりたい場面だったが、続く原口に適時二塁打を左中間へ運ばれ2点目を失った。
1-2で迎えた3回にも、無死一、二塁から3番糸井に左中間への2点二塁打を打たれ4失点目。さらに連続四死球で再び満塁のピンチを招くと、7番鳥谷に5失点目となる中前適時を許した。
4回は、三塁・安部の失策をきっかけに6失点目。さらに二死満塁から、鳥谷の打球を今度は遊撃・田中が後逸し、ジョンソンはここで降板。結局この試合は、来日最短となる3回2/3、8安打5四死球、7失点(自責点5)の内容だった。
昨シーズン15勝7敗、防御率2.15の成績を残し、外国人投手では1964年のバッキー(阪神)以来となる沢村賞を受賞したジョンソン。25年ぶり優勝の立役者として再び大役を任されたが、2017年は思わぬスタートとなった。