○ 日本ハム 3 - 1 西武 ●
<2回戦・札幌ドーム>
日本ハムが接戦を制し、今季初勝利。2点リードの6回以降は、谷元、宮西、増井、マーティンが無失点リレーでつなぎ、5回1失点だった先発・メンドーサが今季初白星を手にした。
日本は3回、1番西川が1号ソロを右翼席へ運び先制。なおも二死二塁としたあと、5番近藤が中前適時打を放ち2点目を加えた。2-1の6回には、6番レアードが左犠飛を放ち3点目。3番大谷は3安打1得点をマークし、2安打を放った開幕戦に続き、2戦連続でマルチ安打を記録した。
先発のメンドーサは粘りの投球を展開。初回から毎回走者を背負う苦しい内容だったが、要所を締める投球で5回を5安打1失点で凌いだ。
2点リードの6回からは、日本一を支えた勝ちパターンが揃って無失点。昨季先発で10勝を挙げ、今季の起用法が注目されていた増井は、8回に登板し1イニングを無失点。9回は昨季21セーブを挙げたマーティンが登板し、ピンチを招きながらも無失点で締め、今季初セーブを手にした。
一方の西武は、序盤不安定だったメンドーサを捉え切れず、得点は内野ゴロの間の1点のみ。対照的に先発の野上はピンチで粘れず、5回3失点で初黒星を喫した。