開幕戦で2本塁打の“投手”バムガーナー

◆ 開幕戦で“投打”に大車輪の活躍

 現地時間2日(日本時間3日)、ダイヤモンドバックス戦で4年連続となる開幕投手を務めたサンフランシスコ・ジャイアンツのエース、マディソン・バムガーナーが投打に活躍した。

7回11奪三振の投球を披露すれば、2本塁打と“得意”の打撃でも結果を残し、“投手が開幕戦で2発”というメジャー史上初の快挙を成し遂げたが、白星を手にすることはできなかった。

 まずは“投手”バムガーナーが4回まで一人の走者も許さない投球を披露。すると“打者”バムガーナーが5回表、無死無走者の1ボール2ストライクから、グレインキが投じた高めのストレートをレフトスタンドへ。その裏も3人で抑えたが、6回裏に3点のリードを追いつかれる。

一死から8番・マシスに初安打となる三塁打を打たれた“投手”バムガーナーは、続く代打のアーメッドにも安打を許して2点差(1-3)に追い上げられる。さらに1番・ポラックにはレフトスタンドに飛び込む2ランを打たれて試合は振り出し(3-3)に戻った。

◆ 取られたら取り返す

 しかし“投手”バムガーナーが打たれても、“打者”バムガーナーが取り返す。7回表に1死無走者、2ボールの場面から、4番手・チャフィンが投じた真ん中付近の球をすくい上げてレフトスタンドへ。レフトスタンドの2階席まで届くかという会心の一発で、勝ち越しに成功した。

 ところが、バムガーナー降板後の8回裏から登板したローが、無死一二塁のピンチを招き、迎えた3番・ゴールドシュミットにレフト前適時打を打たれて同点(4-4)。バムガーナーの勝ち星は消えてしまう。

 その後、9回表に1点を勝ち越したジャイアンツだったが、その裏に登板したメランソンが4連打を浴びて2失点。バムガーナーの奮闘も報われず、チームは逆転サヨナラ負けを喫してしまった。


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ベースボールキング編集部

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