巨人は6日、DeNAに2-4で敗れ開幕からの連勝が5でストップした。
同点の7回から登板した巨人の山口鉄也がピリッとしなかった。先頭の倉本寿彦にセンター前に運ばれると、続く白崎浩之を右飛に打ち取ったが、戸柱恭孝に1球もストライクが入らず四球を与え、山口鉄はここで降板。後を受けたルーキーの谷岡竜平が二死満塁から梶谷に適時打を許し、山口鉄は0回1/3を投げて1安打、1四球、2失点で敗戦投手となった。
ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務めた大矢明彦氏は、「今日(6日)の山口は腕が振れていない。ボールを置きにいくとよく言いますけど、狙いすぎてそこに腕を合わせている感じですね」と指摘。「こういう投球しているときは(球に)威力がないんですよね」と分析した。
山口鉄といえば9年連続で60試合に登板するなど、長年にわたって巨人のセットアッパーとしてチームを支えてきた。しかし近年は不安定な投球が続いている。
特に昨年は63試合に登板したが、プロ入り後、自身ワーストとなる防御率4.88。春先は勝ち試合の7回、もしくは8回を任されていたが、打ち込まれるシーンが目立ち、夏場以降はビハインドゲーム、左のワンポイントとして起用される機会が多くなった。
オフには同じリリーフ左腕の森福允彦が、FAでソフトバンクから加入。その森福は、4月2日の中日戦で勝ちゲームの7回を任されており、山口鉄は以前に比べると絶対的な存在ではなくなりつつある。
山口鉄は今年の11月で34歳とベテランと呼ばれる年齢に入ってきているが、まだまだ老け込むような年ではない。大矢氏は「山口の状態がよくない」と話したが、その中でどのように抑えていくかが、復活のカギになっていきそうだ。
(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)
同点の7回から登板した巨人の山口鉄也がピリッとしなかった。先頭の倉本寿彦にセンター前に運ばれると、続く白崎浩之を右飛に打ち取ったが、戸柱恭孝に1球もストライクが入らず四球を与え、山口鉄はここで降板。後を受けたルーキーの谷岡竜平が二死満塁から梶谷に適時打を許し、山口鉄は0回1/3を投げて1安打、1四球、2失点で敗戦投手となった。
ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務めた大矢明彦氏は、「今日(6日)の山口は腕が振れていない。ボールを置きにいくとよく言いますけど、狙いすぎてそこに腕を合わせている感じですね」と指摘。「こういう投球しているときは(球に)威力がないんですよね」と分析した。
山口鉄といえば9年連続で60試合に登板するなど、長年にわたって巨人のセットアッパーとしてチームを支えてきた。しかし近年は不安定な投球が続いている。
特に昨年は63試合に登板したが、プロ入り後、自身ワーストとなる防御率4.88。春先は勝ち試合の7回、もしくは8回を任されていたが、打ち込まれるシーンが目立ち、夏場以降はビハインドゲーム、左のワンポイントとして起用される機会が多くなった。
オフには同じリリーフ左腕の森福允彦が、FAでソフトバンクから加入。その森福は、4月2日の中日戦で勝ちゲームの7回を任されており、山口鉄は以前に比べると絶対的な存在ではなくなりつつある。
山口鉄は今年の11月で34歳とベテランと呼ばれる年齢に入ってきているが、まだまだ老け込むような年ではない。大矢氏は「山口の状態がよくない」と話したが、その中でどのように抑えていくかが、復活のカギになっていきそうだ。
(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)