ニュース 2017.04.08. 16:30

東大・宮台、5回途中5失点で降板 浜田監督「温存という判断」

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昨年夏に行われた日米大学野球選手権の時の東大・宮台康平
東京六大学野球春季リーグ戦
● 東大 2 - 6 明大 ○

 東京六大学野球春季リーグ戦が8日に開幕。雨のため予定より1時間遅れで、正午から始まった開幕戦の東大 対 明大(1回戦)は、6対2で明大が先勝した。

 東大の開幕投手は、今秋のドラフト候補として注目される左腕・宮台康平投手(4年・湘南)。昨年も痛めた左肩への負担を考慮した新フォームに取り組み、今季初戦は肩の不安がなくなった中で迎えた。

 立ち上がりから走者を抱えながらも、4回まで無失点で踏ん張った宮台だったが、5回表、2死から4連続四死球で崩れ、結局4回2/3、88球4安打7四死球5失点で敗れた。

 宮台は「コントロールは最後まで安定しなくて、修正できなかった。悔しい。4回までは走者を抱えても我慢できたところはあったが、僕はそれを9イニング続けないといけない。88球なんで少ないし、完投している人間とはちがうと思う。明日はもう負けられない。行け、と言われたら行きます」と連投も辞さない覚悟を示した。

 東大・浜田一志監督はこの日の宮台の投球について、「初回が緊張している感じで腕が振れていなかった。2回から4回は、いいリズムだった。5回はパスボール等も絡んで、三振を取らなきゃいけないというような力んだ気持ちが現れたんだと思います」と話す、

 また5回途中で降板した理由については「今日は完投の予定でしたが、点差が5点差ついた。味方もノーヒットでしたから、温存という判断をしました」と説明した。

(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)
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