○ カブス 3x - 2 ドジャース ●
<現地時間4月10日 リグリー・フィールド>
カブスの上原浩治が10日(日本時間11日)、ドジャースとの本拠地開幕戦にリリーフ登板。1点リードの8回途中からマウンドに上がり打者二人をしっかり打ち取ったが、野手失策の間に同点。それでも9回、チームはサヨナラ勝ちを収めた。
上原は2-1で迎えた8回、一死一、二塁のピンチを作ったデイトンに代わり、5番手として本拠地デビューを果たした。1点もやれない状況で代打・アットリーを一塁ゴロに打ち取ったが、3-6-3の併殺を狙った遊撃・ラッセルが、一塁へまさかの悪送球。その間に同点となる二塁走者が生還し、試合は振り出しに戻った。
思わぬ形で同点に追いつかれた上原だが、二死一塁で迎えた5番プイグを直球で空振り三振。この試合は2/3回を投げ、無安打1奪三振無失点の好投。失点、自責点は付かず、自身は開幕から4試合連続無失点とした。
カブスは2-2の9回表、同じくロイヤルズから新加入したデービスを投入。守護神が1イニングを無失点に抑えると、その裏に3番リゾがサヨナラ打を放った。