● マーリンズ 8 - 9 メッツ ○
<現地時間4月13日 マーリンズ・パーク>
マーリンズのイチローは現地時間13日(日本時間14日)、ホームでのメッツ戦の7回に代打で登場。満塁のチャンスも空振り三振に倒れ、この日は1打数無安打に終わった。リリーフ登板した田沢は1回を無失点に抑えるも、チームは延長16回に負け越して敗れた。
初回からド派手な殴り合いとなったこの試合。1回裏、マーリンズは満塁のチャンスでオズナがレフトへの本塁打。グランドスラムで4点を先制する。
ところが直後の2回表、先発のチェンがつかまる。満塁からダーノーに走者一掃の三塁打を浴びると、グランダーソンに適時打を許してこの回一挙4失点。もらったリードをすべて吐き出してしまった。
さらにチェンは3回にも先頭のセスペデス、4番のフローレスと2者連続で一発を浴び、3回6失点で降板。試合を作ることができなかった。
5回にもセスペデスの一発で4-7とリードを広げられたマーリンズだったが、5回に反撃。イエリチの押し出し四球とスタントンの犠飛で2点を返すと、ボアの適時打で同点。さらに四球を挟んでディートリッチにも適時打が飛び出し、この回4得点で8-7と試合をひっくり返した。
7回にも満塁のチャンスを作ったマーリンズは、二死から代打・イチローをコール。とどめの一打に期待が高まったが、メッツの左腕ブレビンスを前に3球で空振りの三振。追加点を挙げることはできず。
すると8回、マーリンズはフェルプスがかんたんに二死を奪いながらもダーノーに安打を許すと、コンフォートに適時二塁打を浴びて失点。8-8と試合が再び振り出しに戻った。
試合はそのまま延長戦へと突入。静かな展開で進む中、12回からは田沢がマウンドへ。昨日につづいての連投となったが、外野フライ3つで三者凡退に斬り、後続へとバトンを繋げた。
8-8のまま進んだ試合は延長16回。マーリンズ9番手のコンリーがメッツのダーノーに被弾。勝ち越し点を許し、そのまま8-9で競り負けた。
ロングゲームを落としたマーリンズはこれで2連敗。イチローは代打で1打数無安打に終わり、打率.167に後退。田沢は1回を無失点に抑え、防御率を6.75とした。