○ オリックス 5 - 4 西武 ●
<3回戦 ほっと神戸>
オリックスが1点のリードを守り抜き、西武との2位タイ直接対決を制した。
オリックスは初回、一死から2番・西野が四球で出塁。3番・安達は右飛に倒れ、二死に追い込まれるも、4番・小谷野が左安打を放ち、二死一二塁と好機を広げる。すると、5番・T-岡田がフルカウントから中安打を放ち、先制に成功する。続く6番・中島が四球を選び、二死満塁と好機は続く。すると、7番・モレルの適時打で2点を加え、オリックスが初回に3点を奪った。
さらに、3回には先制適時打を放ったT-岡田の適時二塁打で1点を加え、リードを4点に広げる。
しかし5回、オリックスの先発・ディクソンが強力西武打線につかまる。一死から木村中安打で出すと、盗塁を許し一死一二塁に。すると、秋山、源田に連続適時打を浴びて1点差まで迫られる。好調の3番・浅村は右飛に抑えたが、その間に二走・源田がタッチアップで3塁に進むと、続くメヒアの適時二塁打で同点とされた。
流れは西武にいったかの様に思われたが、この回の裏、ここまで2安打と当たっているT-岡田がリーグトップタイとなる7号ソロを放ち、すぐさま勝ち越しに成功した。
その後は、海田、吉田一、黒木が無安打リレー。最後はこの日の登板でプロ97人目となる通算500試合登板の守護神・平野が締め、5-4で勝利を収めた。
先発のディクソンはこの試合で来日通算100試合登板を達成。メモリアルマウンドを白星で飾った。
対する西武は2年目・多和田がまたも試合を作れず、2敗目。4番・中村を欠いた打線は、中盤に追い上げを見せたが、オリックスの盤石なリリーフ陣に封じられ、追加点を奪うことができず。3位に後退した。