青木宣親,
5回にチーム3点目のホームを踏むアストロズの青木宣親(右)

● インディアンス 2 - 4 アストロズ ○
<現地時間4月25日 プログレッシブ・フィールド>

 アストロズの青木宣親が25日(日本時間26日)、敵地でのインディアンス戦に「9番・左翼」で先発出場。同点打を含む今季初の3安打をマークし、チームの連勝に貢献した。

 青木は0-0で迎えた3回、一死二塁の場面で左前打を放ち好機拡大。0-1で迎えた5回の第2打席は、再び無死一、二塁の好機で右翼フェンス直撃の適時二塁打を放った。これが貴重な同点打となり、青木は続く1番レディックの適時打で3点目のホームイン。アストロズはこの回に3-1と逆転に成功した。

 7回の第3打席は遊ゴロに倒れた青木だったが、2点リードの9回は一死一塁の場面で、メジャー屈指の救援左腕・ミラーから捕手前へ転がる内野安打をマーク。さらに、捕手の一塁送球が逸れる間に青木は二塁まで進み、その後の4点目につなげた。

 この日の青木は4打数3安打、1打点1得点の働きで、打率は.364へ。今季初の3安打で日米通算安打を1981本とし、節目の2000安打へ残り19本とした。

 勝利したアストロズは、先発のエース左腕・カイケルが今季初完投。8回裏には交錯した野手陣がふたりとも負傷交代するアクシデントもあったが、エースは最後まで冷静に腕を振り続け、開幕から自身4連勝とした。

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