◆ 体操選手ばりの…
現地時間25日(日本時間26日)、ブッシュ・スタジアムで行われたカージナルス-ブルージェイズの一戦で信じられないプレーが飛び出した。
2-2の同点で迎えた7回表、一死からクリス・コグランが四球で歩くと、続くケビン・ピラーがライトの頭上を越える大飛球を放つ。フェンスに当たったクッションボールが大きく跳ね返る間に一塁走者のコグランは三塁も蹴ってホームへ向かうも、打球を拾った右翼手がすかさず好返球。捕手のモリーナが両手でボールを抑え、走り込んできたコグランにタッチしようとした。
しかし、その瞬間に目を疑うようなプレーが起こる。
モリーナがやや屈むような形でボールをキャッチしてこちらを向いた瞬間、コグランは空いたモリーナの頭上を目掛けてジャンプ。体操の飛び込み前転のような形で頭からホームベースへと着地をし、コグランは本塁生還。勝ち越しの1点を叩き出した。
試合は延長にもつれた末、ブルージェイズが6-5で勝利。このプレーは公式サイト『MLB.com』でも大きく取り上げられ、SNS上などで大きな話題を呼んでいる。