○ 中日 2 - 0 ヤクルト ●
<5回戦 ナゴヤドーム>

 2勝1敗と勝ち越した中日が再び5位浮上。先発の又吉が7回無失点の快投を見せ、先発初勝利となる今季2勝目を手にした。

 中日は初回、一死三塁の好機を作ると、3番大島が左前適時打を放ち先制。さらに二死二塁となったあと、5番ビシエドも左前適時打を放ち2点目を加えた。

 先発転向3戦目となった又吉は、初回からテンポよく凡打の山を築き上々の滑り出し。3回は連打で一死一、二塁とされたが、2番荒木を注文通りの併殺に仕留めた。又吉は4回以降もヤクルト打線を寄せつけず、7回112球を投げ、5安打3奪三振無失点の快投。リリーフ登板した7日のDeNA戦以来となる2勝目を手にし、試合前にリーグトップだった1.14の防御率を、0.88へ良化させた。

 8回は三ツ間、9回は田島が無失点で締め、中日は今季2度目の完封リレー。最後を締めた田島は、25日のヤクルト戦以来となる6セーブ目を挙げた。

 対するヤクルトは、打線が中日投手陣を攻略できず完封負け。先発の原樹理は5回2失点で今季初黒星を喫し、チームは再び最下位に転落した。

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