● レッドソックス 0 - 3 ヤンキース ○
<現地時間4月27日 フェンウェイ・パーク>
ヤンキースの田中将大が27日(日本時間28日)、敵地でのレッドソックス戦に先発登板し、メジャーでは3年ぶり2度目となる完封勝利を挙げた。
田中は立ち上がりから丁寧な投球を展開し、初回から3者凡退スタート。2回は先頭打者の4番Hラミレスに左前打を許したが、後続を3人で退けた。先制してもらった4回以降も安定感抜群の投球を披露。中盤以降は、相手の先発左腕・セールとの息詰まる投手戦となったが、最後まで崩れることはなかった。
結局、許した安打はわずか3本。三振は3つと少なかったが、レッドソックス打線から凡打の山を築き、9回を97球で乗り切った。田中の完封勝利は、2014年5月14日のメッツ戦以来、メジャー2度目。敵地で圧巻投球を披露し、試合前まで6.00だった防御率を、4.20へ良化させた。
ヤンキース打線は4回、4番ホリデーの左犠飛で先制。1-0の9回もホリデーの適時打などで2点を追加し、田中の好投をアシストした。