米大リーグのカブスから6年ぶりに復帰したソフトバンクの川崎宗則が28日、オリックス戦に「1番・二塁」で先発出場。打っては4打数1安打。守備でもファインプレーを魅せるなど活躍。復帰初戦を白星で飾った。
初回の第1打席は、オリックス先発・西の初球を打ち返して一ゴロ。1点リードの2回2死一二塁で迎えた第2打席では、空振り三振に倒れ、好機をものにできなかった。5回の第3打席も見逃し三振に終わっていた。
しかし、同点に追いつかれた直後の7回、先頭で打席に立った川崎は、西の初球、134キロのチェンジアップを中前へ運んだ。
その後、今宮の犠打で二塁へ進むと、続く途中出場の福田が1号2ラン。勝ち越しのホームを踏んだ川崎は初得点をマークした。
また、守備でも魅せた。4回2死一二塁でオリックス・中島の二遊間へのライナーに横っ飛び。ボールはとりこぼしたが、すぐさま二塁へ入った今宮にトスし、アウトにした。
なお、川崎の得点が決勝点となり、チームはオリックスに今季初勝利を収めた。
【川崎の打撃成績】
第1打席:一ゴロ
第2打席:空振り三振
第3打席:見逃し三振
第4打席:中安